障がい者と子どもたちのためのeスポーツ教室が横浜に誕生へ

横浜・戸塚のボロ屋敷を生かしたeスポーツ教室

横浜市戸塚区にある一軒の古い家が、生まれ変わろうとしています。スタジオジュリアの田城樹里亜代表が、障がい者と小中学生を対象としたeスポーツ教室を設立するためのクラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトは、社会に貢献することを目的としており、彼女自身が持つADHDの経験を生かしています。

プロジェクトの背景と目的

これまで田城代表は、Webサイトの制作やゲームを趣味として楽しんできました。しかし、何か社会に役立つことをしたいという思いから、eスポーツの教室を立ち上げることを決意しました。最近のゲームは、大会での賞金やNFT（仮想通貨）などで収益化できる機会が増えており、障がいを持つ人々でも自立して活動することが可能です。

この教室では、主に「Valorant」や「Fortnite」といった人気のゲームを軸に、障がい者の方々や地域の子どもたちに学ぶ場を提供したいと考えています。また、就労継続支援B型の認可を取得し、障がい者の方々をメインに指導するだけでなく、近隣の子どもたちにも利用できる学習塾として開放する予定です。

実施内容と予定

教室では、ゲームだけでなく、YouTubeやTikTok向けの動画編集指導も行い、収益化を目指します。具体的には、GALLERIAのPCを3台用意し、教室の内装をリフォームするための支援を募っています。また、助成金の取得や物件の準備も進めており、クラウドファンディングによりこの計画が実現することを見込んでいます。