デンマーク発、桜と北欧デザインの腕時計
デンマークの新進気鋭の腕時計ブランド、ヴェアホイが日本の魅力を取り入れた新作コレクションを発表しました。このコレクションは、日本の春を象徴する桜と北欧のミニマルなデザイン美を組み合わせたものです。
ヴェアホイの注目を集めた日本進出
ヴェアホイは2017年、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を介して日本市場に初進出しました。当初は、独創的なデザインを受け入れてもらえるか自信が持てなかったと語る創業者のヤーヌス・オールップ氏。しかし、デンマークと日本には自然素材や洗練された商品に対する共感があり、顧客からの支持を受けた結果、数週間で1,000万円近い資金を集めることに成功しました。
日本を訪れて得たインスピレーション
新作のデザインのインスピレーションは、ヤーヌスが3年前の春に日本を旅行した際に得たものです。東京、京都、広島で美しい桜のスポットを訪れ、桜が日本文化の中で特別な位置を持っていることを実感しました。この体験が、北欧デザインと桜の融合という新しいコレクションの起点となったのです。
BLACK & GOLDとSAKURAモデルの魅力
ヴェアホイが展開する新作には、BLACK & GOLDモデルとSAKURAモデルがあります。「私たちのデザインの伝統と桜の美しさを融合させたコレクションを、日本の皆さんに先行してお届けできることを嬉しく思います。」とヤーヌスは語ります。
Makuakeでの先行販売プロジェクトは、発表から24時間以内に目標金額を達成し、好評を博しました。コロナ禍にもかかわらず、多くの人々が自然のぬくもりを求めている証拠かもしれません。
ロックダウン中の創意工夫
新型コロナウイルスの影響で、2020年の春、デンマークはロックダウンに突入しました。ヴェアホイも例外ではなく、新作コレクションの発表準備に苦労をしました。ヤーヌスは、突然のリモートワークに直面し、従業員とのコミュニケーションの方法に試行錯誤しました。
コペンハーゲンの桜の名所での撮影も困難となり、急遽自宅での撮影に切り替えました。ヤーヌスは「家の中で桜の木を再現しよう」と決意し、折り紙を使った撮影を行いました。この創意工夫によって、彼のマンションの小庭で撮影することができ、ロックダウン中でもプロモーションを成功に導きました。
ヴェアホイの影響と未来
デンマークのロックダウンが始まった矢先に日本とのつながりを深めるプロジェクトを始めたヴェアホイですが、彼らの新作コレクションは日本市場で多くの支持を得ています。「桜の木を基にしたこのコレクションは、アプリはありませんが、そのデザインとストーリーが会話のきっかけになると確信しています。」とヤーヌス氏はコメントしています。
【VEJRHØJ(ヴェアホイ)会社概要】
ヴェアホイは、2013年にヤーヌス・オールップによりデンマークのコペンハーゲンで設立された時計ブランドです。天然木とステンレススチールのハーモニー、北欧ミニマリズムが融合したデザインで知られています。2017年には「Brand New Nordic賞」を受賞し、今や50カ国以上で愛されるブランドに成長しました。
現在、新作コレクションの限定予約販売がMakuakeで行われており、特別価格での購入チャンスがあります。興味がある方はぜひチェックしてみてください!
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