Gravisのアメリカ進出、成果と今後の展望
日本最大級のチアダンススクールを運営する株式会社Gravis(グラビス)は、2025年3月にアメリカ市場への進出から1周年を迎えました。担当者は「アメリカ市場における1年の成果は、今後の拡大戦略にも大きな影響を与える」と語ります。
アメリカ国内での拠点拡大
Gravisは2024年2月にロサンゼルスのトーランスで初の教室を開校。その後、ニューヨークのマンハッタンとクイーンズにも教室を設立し、3つの拠点ができるまでに成長しました。この拡大はGravisにとって非常に重要なステップであり、現地の文化に根付いた教室運営を行っています。
日本との交流活動
ロサンゼルス校では、日本文化関連のイベントに参加し、生徒たちにパフォーマンスの機会を提供しています。これには、チアダンスを通じて日米の文化交流を深めるという目的があります。現地在住の日本人だけでなく、アメリカ人にも自分たちのダンスを披露することで、相互理解が生まれています。
サービスの多様化と今後の展開
今後、Gravisはアジア人やアメリカ人を対象にしたサービスの展開を予定しています。それにより、日本とアメリカのチアダンスチーム間の相互教育の場が作られるでしょう。また、日本国内では2024年4月から、チアダンス関連商品の販売を行うECサイト「CHIAFOR」をオープンする予定です。これにより、プロの指導者向けから一般消費者まで幅広くサービスを提供し、チアダンスの輪を広げていくことが目指されています。
海外進出のさらなる計画
2025年2月には、タイのバンコクに新たな拠点として駐在員事務所を開設。今後は日本人が多く住む国々への進出を視野に入れており、グローバルなチアダンスコミュニティの形成を目指します。将来的な展開には、サンディエゴやサンフランシスコ、ワシントンD.C.など、アメリカ国内でもさらなる教室開校が含まれる予定です。
スクール運営とインストラクター募集
Gravisでは現在、米国内における教室運営を強化すべく、ダンスジャンル別のインストラクターを募集中です。特に、西海岸地域での採用を優先しており、国内外からの注目が集まっています。
まとめ
Gravisのアメリカ展開は、1年目を無事に迎えたことでさらなる自信を得て、今後の拡大計画に弾みがつく形となりました。チアダンスを通じて国際的な交流を図り、各国のチームが互いに学び合う機会を提供することが、今後のGravisにとって重要なテーマとなるでしょう。