サイバーリンクのPhotoDirectorが金賞受賞
台湾に本拠を置くサイバーリンク株式会社(5203.TW)が、写真編集ソフト「PhotoDirector」がDGPイメージングアワード2024において周辺機器部門で金賞を獲得したと発表しました。このアワードはデジタルイメージングに関連する製品やソリューションを評価するもので、毎年、多くの競合製品が参加します。
受賞の背景
DGPイメージングアワードは、「撮る」「観る」「残す」「編集する」というデジタルイメージングに関連するあらゆる側面を対象にした総合アワードです。審査には、専門メディアのプロの写真家や評論家、さらには全国の有力販売店のスタッフが参加し、評価を行います。PhotoDirectorは、その高い編集機能とクリエイティブなユーザー体験が評価され、今回の受賞に至りました。
PhotoDirectorの特徴
PhotoDirector 2025 Ultraには、AI技術を活用した多数の編集ツールが搭載されています。中でも、新機能「AI顔ピンボケ除去」や「AI背景除去」が特に注目されています。これらの機能は、ユーザーが手軽に高品質な画像を制作できるように設計されています。例えば、AIによる顔のピンボケの除去は、プロの仕上がりを実現するのに役立ちます。
さらに、背景の除去機能も精度が向上しており、ユーザーはより柔軟に創造的な作品を作り上げることが可能です。これにより、プロのフォトグラファーだけでなく、一般のユーザーも高い技術を手軽に利用できるようになりました。
PowerDirectorも受賞
また、動画編集ソフト「PowerDirector」も同様に、周辺機器部門で受賞製品に選出されています。PowerDirector 365では、AI機能によって動画内の背景を自動的に検出し、透明にして合成する「AI背景除去」や、指定された顔にのみぼかしやモザイクを適用する「AI自動顔ぼかし」など、多くの新機能が搭載されています。これにより、動画制作の効率が大幅に向上しました。
まとめ
デジタルイメージングの世界で、サイバーリンクはその革新的なソフトウェアを通じて、高い評価を得ることができました。PhotoDirectorとPowerDirectorは、AI技術の活用によってユーザーに新しい価値を提供し、これからもクリエイティブな活動をサポートし続けるでしょう。
デジタルコンテンツの制作がますます重要視される中、これらのソフトウェアはそのスタンダードとしてさらなる発展が期待されます。これを機に、サイバーリンクの製品に興味を持つ方が増えることもいとわしくありません。ぜひ、公式ウェブサイトやSNSをチェックして、その魅力を体験してみてはいかがでしょうか。