株式会社UPSIDERに対する投資拡大、ビジネス成長を支援する動き

追加出資によるUPSIDERのさらなる成長支援

株式会社UPSIDERホールディングスが、グローバル・ブレイン株式会社を介して新たな出資を受けることが決まり、注目を集めています。この出資は、グローバル・ブレインが運営する複数の投資ファンドを通じて行われており、特に法人カード『UPSIDER』やビジネス後払いサービス『支払い.com』の提供を行うUPSIDERの事業成長を意識したものとなっています。

UPSIDERは、2018年の創業以来、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というビジョンのもと、労力やリスクを軽減しながら企業のビジネスをサポートしています。具体的には、法人向けのクレジットカードとしての『UPSIDER』と、請求書をカードで決済できる『支払い.com』の2つのサービスを展開し、約60,000社以上に導入してきました。これにより、UPSIDERは法人カードの累計決済額4,500億円超という実績も達成しています。

さらに、2023年にはAIによるサポートを受けられるチャット型業務ツール『UPSIDER Coworker』をリリースし、企業が抱えるさまざまな経理関連の課題にも対応可能となりました。2024年には、成長段階にあるベンチャー企業向け融資を行うデットファンド『UPSIDER BLUE DREAM Fund』も登場予定であり、さらなるサービス充実が期待されています。

現在の日本市場では、決済業務や経理の煩雑さ、専門的な知識の不足など、多くの企業が様々な問題に直面しています。特に、クレジットカード決済に関しては、他の先進国に比較して浸透率が低く、これが成長の大きな潜在性を示しています。UPSIDERは、今回の資金調達を機に、AI技術を活用した金融プラットフォームのさらなる強化を目指しています。

グローバル・ブレインは、UPSIDERの経理業務や決済関連の問題解決に対する強い意欲を評価し、今回の追加出資に至ったとのことです。彼らのビジョンと事業成長を踏まえ、このパートナーシップがUPSIDERのさらなる発展に寄与すると期待されています。