Nutanixが新たに発表したプラットフォームの特徴
Nutanix Inc.は、業界で初めてハイパーバイザに依存しないハイブリッド型統合インフラプラットフォームを発表しました。この新たなプラットフォームは、Microsoft Hyper-V Server 2012へのサポートを含む技術プレビューを発表し、Nutanix OS (NOS) 3.5バージョンのリリースに合わせたものです。この発表により、NutanixはVMware vSphereやKVMに対応するだけでなく、コンバージド・インフラ市場で最も広範なハイパーバイザプラットフォームを実現しています。
Nutanixは、設立当初からハイパーバイザに依存しないソフトウェアアーキテクチャを採用し、多様なワークロードに対応できるハイブリッドなエンタープライズデータセンターの構築を目指してきました。最新のNOS 3.5により、多様な仮想プライベートクラウドのワークロードを単一の統合データファブリックで処理可能となり、企業は高いフレキシビリティと低コストでの運用が実現できます。
マーケティング担当バイスプレジデントのハワード・ティン氏は、「Microsoft Hyper-Vをサポートすることで、企業はコンピューティングとストレージのプラットフォーム統合の恩恵を受けられます。これにより、予算を気にせず、拡張性・性能・シンプルさを持つソリューションが提供され、すべての規模の企業に利点がもたらされる」と述べています。
新しい技術プレビューには、Windowsベースのネットワークにおけるノード間ファイル共有アクセスのためのサーバーメッセージブロック(SMB)のサポートも含まれています。Nutanixのクラスタは下層のハイパーバイザに依存せず、特別な管理ツールを必要とせずに運用が可能です。さらに、新たにデザインされたユーザーインターフェース「Nutanix Prism」によって、操作が一層簡素化されることが期待されています。
Nutanixは、VMwareを導入している企業にも価値を提供し続けており、エンドユーザ向けのコンピューティングやサーバーワークロード、ビッグデータアプリケーションなど、高性能を求めるニーズに応えています。また、最新版のNOS 3.5は、vSphereのVAAI統合の認証を受けており、vCenter Site Recovery Manager用の確立されたSRAも搭載されています。
ロサンゼルスを拠点とする法律事務所O’Melveny and Myers LLPのITシステムアーキテクチャ担当マネージャーであるアミール・オメルベゴビッチ氏は、今回のMicrosoft Hyper-Vのサポートについてコメントを寄せています。「Nutanixは常にデータセンターの進化をリードしています。このサポートによって、ユーザはより多くのワークロードに対応しやすくなり、柔軟性とTCOの最適化を同時に実現できるでしょう」とのことです。
関心のある方は、Nutanixの正規販売店や、
[email protected]までお問い合わせください。一般向けの製品サポートは、2013年末からの提供を予定しています。Nutanix PrismやNOS 3.5の詳細については、Nutanix公式サイトをご覧ください。
Nutanix Inc.について
Nutanix Inc.は、データセンタインフラ向けに高い拡張性とシンプルで効率的なソリューションを提供しています。Nutanixの仮想化コンピューティングプラットフォームは、サーバとストレージを統合する機能を持ち、業界で高く評価されています。カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界中で営業拠点を展開しています。