マーサーMPAアワード2024の受賞会社発表
マーサー、組織・人事、福利厚生、そして資産運用の専門性をもつグローバルリーダーであるマーサージャパン株式会社が、待望の「第22回マーサーMPA(Japan)アワード2024」の受賞結果を発表しました。このアワードでは、企業年金運用の分野において優れた業績を示した運用プロダクトが称賛されます。
マーサーMPAアワードの概要
アワードは、過去22年間にわたって、企業年金などの機関投資家を対象にした運用リターンの評価を行ってきました。国内株式や外国株式といった主要な資産クラスに分けられ、過去5年または3年間におけるパフォーマンスが基準とされます。今回の発表により、2024年3月までのリターンデータを基に、特に優れた運用成績を収めたプロダクトが選定されました。
受賞の重要性
受賞対象となったプロダクトの中で、初受賞となるものが5つ登場し、この分野の競争がさらに激化しています。マーサーの資産運用コンサルティング部門のリーダー、今井俊夫氏は、「受賞された運用機関に対する感謝の意を表します。困難な環境下でも努力を続け、投資家のために貢献している姿勢を称賛します」とコメントしています。
今回のアワードの位置づけ
マーサーMPAアワードは、マーサーが管理する運用パフォーマンス・ユニバースに基づき、受賞意思の表明や運用実績、カテゴリーの特性に基づいて行われます。今回の表彰をもって、マーサーは今後の表彰を終了し、eVestmentとのデータベース統合を契機に、新たな形での運用パフォーマンス評価にシフトしていくことを発表しました。
マーサーの未来と役割
マーサーは、企業年金や機関投資家向けのコンサルティングサービスを提供し、運用成果の向上に貢献することを使命としてきました。さらに、2021年にはeVestmentとの戦略的提携を発表し、機関投資家向けの質の高いリサーチへのアクセスを拡充。これにより、両社の顧客はより豊富で多様なデータに基づいた投資判断が可能になります。
結びに
マーサーMPAアワードは、優れた資産運用の実績を称える重要な表彰体系として、今後も日本における企業年金運用業界の発展を支える役割を果たし続けるでしょう。マーサーは、クライアントと協力し、独自の視点からウェルビーイングの実現に向けたサービスを展開していくことで、経済界全体への貢献を目指しています。