あおぞら銀行の新たな取り組み
あおぞら銀行は、耳の不自由または言葉が不自由なお客さま向けに、手話通訳リレーサービスを開始しました。このサービスは、お客さまがキャッシュカードや通帳などを紛失した際に、テレビ電話を通じて手話や筆談で受付を行い、リアルタイムで音声通話に通訳をしてくれるというものです。
サービスの背景
現在、多くの聴覚障害を抱える方々は、緊急時に音声電話を利用することができず、困難な状況に置かれています。特に、キャッシュカードや通帳の紛失は、迅速な対応が求められるケースが多く、これさえも連絡が取れないことで、さらなる不安とストレスを感じることがあります。そうした状況を改善すべく、あおぞら銀行は本サービスを導入しました。
サービスの内容
あおぞら銀行の手話通訳リレーサービスでは、以下のような特徴があります:
- - 対象サービス:キャッシュカード、通帳などの喪失申請や利用停止の受付をサポートします。
- - アクセス方法:お客さまはテレビ電話を利用し、専任の通訳者と繋がることができます。
- - リアルタイム通訳:通訳者は、お客さまが伝える情報をあおぞら銀行のカスタマーサポートに音声でリアルタイムに通訳します。
このように、耳や言葉に不自由を要するお客さまでも円滑にコミュニケーションをとれるような仕組みが整えられています。
今後の展望
あおぞら銀行は、今後も耳や言葉が不自由なお客さまのニーズに応えることを目的にさらなるサービス向上に努めていきます。この手話通訳サービスを通じて、特に必要とされているお客さまに対し、安心してサービスを利用してもらえるような環境を整えることを目指しています。
今回のサービスは、あおぞら銀行の公式ホームページ(
こちら)からも詳細情報を確認することができます。なお、同社の業務は東京都千代田区に所在する株式会社あおぞら銀行が行っており、手話通訳業務は宮城県仙台市に本社を持つ株式会社プラスヴォイスが担当しています。
耳や言葉に不自由を抱える方々が、より使いやすい金融サービスを受けられることが期待されており、今後の展開に注目が集まっています。