九州最大の地域銀行、福岡銀行が「ChargeSPOT」設置を拡大
九州地方を拠点とする福岡銀行は、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の設置を拡大することを発表しました。2024年11月13日から福岡県内を中心に104台の設置を開始し、2024年12月までに設置を完了する予定です。
福岡銀行は、地域経済活性化や教育・文化活動など、地域貢献に力を入れており、今回の「ChargeSPOT」設置もその取り組みの一環です。近年、スマートフォン利用の増加に伴い、外出先での充電需要が高まっていることから、銀行のATMコーナーに「ChargeSPOT」を設置することで、利用者の利便性向上と地域活性化を目指しています。
「ChargeSPOT」設置の背景
福岡銀行は、九州最大の地域銀行として、地域経済活性化に向けた金融ソリューションを提供するなど、幅広い活動を行っています。2020年8月からは、本店営業部、天神町支店、博多駅前支店の3箇所のATMコーナーに「ChargeSPOT」を設置してきました。
コロナ禍が落ち着き、外出する機会が増加したことで、充電需要も高まっていることから、今回の設置拡大に至りました。福岡銀行では、今後、災害時における備えとしても「ChargeSPOT」を活用できるよう検討しています。
「ChargeSPOT」とは?
「ChargeSPOT」は、株式会社INFORICHが運営するモバイルバッテリーのシェアリングサービスです。スマートフォンアプリを使ってバッテリースタンドのQRコードをスキャンするだけで簡単にバッテリーをレンタルできます。
日本全国47都道府県に設置されており、海外では香港、タイ、台湾、中国、シンガポール、マカオなどでもサービスを提供しています。
「ChargeSPOT」設置拡大による効果
福岡銀行では、ATMコーナーへの「ChargeSPOT」設置拡大により、以下のような効果を期待しています。
銀行利用者の利便性向上
地域住民や観光客の利便性向上
地域経済活性化
災害時の備え
今後、福岡銀行は「ChargeSPOT」の設置拡大を進め、地域住民や観光客に快適な街歩きを提供していく予定です。