オンライン調剤薬局
2023-09-20 10:00:03
国内初のIoTスマートホームアプリで始まるオンライン調剤薬局のサービス
新たなオンライン調剤薬局が誕生
2023年、国内初となるIoTスマートホーム統合アプリ「HomeLink」を利用したオンライン調剤薬局サービスがスタートしました。この取り組みは、株式会社メディバリーと株式会社リンクジャパンの共同プロジェクトであり、患者にとって便利で効率的な治療体験を提供します。
便利なオンライン服薬指導
この新サービスでは、患者が薬剤師から対面での服薬指導を受ける代わりに、「HomeLink」アプリを通じてオンラインで指導を受けられます。従来の紙の処方箋に加え、電子処方箋にも対応しており、処方箋の写真を送信することで、簡単に指導の予約が可能です。患者は、ビデオ通話で薬の説明を受けた後、アプリ上で電子決済を行い、自宅に医薬品が配送されます。
全国どこでも利用可能
全国の医療機関からの処方箋を受け付けているため、利用者は特定の地域に縛られることなくサービスを活用できます。また、電子処方箋はデータベースで共有され、重複投薬や併用禁忌の確認が容易になるため、医療サービスの質も向上します。これにより、紙のお薬手帳を持つ必要もなくなります。
スムーズな手続きで待ち時間を削減
病院を受診した後に調剤薬局に訪れる必要がなくなり、事前に予約した時間にオンラインで服薬指導を受けられるため、患者の負担が軽減されます。HomeLinkアプリはシンプルな操作画面を採用しており、誰でも簡単に使用できることが特徴です。さらに、医薬品は東京23区内であれば最短当日配送が可能で、本州全域から福岡まで最短翌日配送を実現しており、持病を持つ方々の利便性も高めています。
新型コロナウイルスと医療課題
新型コロナウイルスの影響で、医療服務へのアクセスが一層厳しくなっている中で、少子高齢化や医師不足、地方人口減少といった問題が顕在化しています。メディバリーでは、これらの問題を解決するために、オンライン服薬指導などの新たな医療サービスの提供に取り組んできました。リンクジャパンも医療との連携を持ちながら、スマートホーム技術を活用して便利なサービスを提供しています。
共通のゴールを目指す両社の想い
メディバリーのCEO、平野弘喜氏は「全国どこにいても医療サービスを受けられる時代を実現するため、我々の取り組みが社会問題の解決に寄与できることを嬉しく思います。」とコメントしています。一方、リンクジャパンのCEO、河千泰進一氏も「医療との連携を通じて『一生住み続けられる家』の実現を目指しています。」と述べています。両社の取り組みは、患者にとっての利便性だけではなく、医療機関への受診促進にも寄与することが期待されています。
未来の展望
今後は、医療機関ともさらなる連携を進め、「医師によるオンライン診療」サービスをHomeLink上で展開する計画があります。これは国内初の事例になる見込みであり、ますます利用者にとって便利な環境を構築することでしょう。
HomeLinkの魅力
HomeLinkアプリ自体は、家中を簡単に管理できる統合プラットフォームで、直感的に操作できるため、わかりやすさが際立っています。年齢を問わず、誰でも利用可能なこのアプリが、患者にとっての医療アクセスをさらに拡充させる期待が高まります。
メディバリーとリンクジャパンによる新たな連携は、今の時代における医療のデジタル化を象徴するものであり、今後の展開にも大いに注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社メディバリー
- 住所
- 東京都文京区後楽2-23-7宮田ビル1階
- 電話番号
-
03-5615-8905