八木雄大氏がiDOOR社外取締役に就任
士業向けのDXおよび生成AIの導入を進める株式会社iDOORが、新たにBIZARQ社会保険労務士法人の代表社員である八木雄大氏を社外取締役として迎え入れた。八木氏が加わることで、同社の生成AIやNotionを活用した社労士向けのDXプロダクトの開発体制が強化されることが期待されている。
事業背景と新たな取り組み
近年、社会保険労務士業界は慢性的な人材不足や業務の属人化、法改正への対応など、多くの課題に直面している。これらの問題に対し、単に人を増やすのではなく、生成AIの活用を考慮した業務改革が求められている。八木氏は、実務での経験を生かしながら、Notionを駆使した事務所内のDXを推進し、生成AIによる業務の効率化に取り組んできた。実際、山口県宇部市に開業した八木氏は、わずか3年で100社以上の顧問先を獲得し、その事務所の売上も5倍に成長させた。
iDOORは、士業事務所の情報発信を助ける動画配信サービス「L-MagaZine」や、実業務に特化した生成AIツール「L-Chat」を通じて、士業事務所のデジタル変革をサポートしてきた。八木氏の社外取締役就任により、これまでの取り組みにさらなる深化が期待される。
顧問就任の意義
八木氏は、業界の現状を踏まえ、生成AIの導入が人材不足に対する切実な解決策であると考えている。「実務の中核に生成AIを据えることで、社労士業務の新しい形をリードしていきたい」と意気込みを語った。将来的には、業務の効率化だけでなく、顧客への付加価値をいかに高められるかが大きな焦点となる。
iDOORの代表取締役CEO、岡田湧真氏も、「八木氏を迎えることができて心強い」とコメント。八木氏の経験を基に、生成AIを前提にした業務構造の再設計が進むことに期待を寄せている。
八木氏のプロフィール
八木雄大氏は1988年愛媛県生まれ。大学卒業後は、大手食品メーカーで営業の第一線で活躍した後、CyberAgentグループでSNS広告事業の立ち上げを経験。山口県に移住後は、衆議院議員秘書を経て社会保険労務士資格を取得。社労士としての実績を積み重ね、近年は「日本一AIを使いこなす社労士」として多くの講演活動を行っている。
八木氏は、今後も生成AIを駆使した士業業務の新しいスタンダードを築くことに尽力する意向を明言している。この取り組みが、士業界全体にどのような変革をもたらすか注目される。
株式会社iDOORは、東京都品川区に本社を置き、「L-MagaZine」や「L-Chat」など士業向けの各種ツールを提供している。士業事務所のデジタル変革を推進し、業界全体のDXを加速させる役割を担っている会社だ。