亜細亜大学図書館がリニューアルオープン
2026年4月1日、東京都武蔵野市に位置する亜細亜大学の図書館が全面改修を終え、新たな姿でリニューアルオープンします。この改修は1994年に建設された太田耕造記念館の2〜4階を対象に行われ、全フロアが改装されました。これにより、学生と教職員の学びや研究を支えるため、約67万冊の蔵書とオンラインリソースを活用する環境が整いました。
リニューアルのポイント
今回のリニューアル工事では、株式会社オカムラが空間デザインを担当しました。空間ごとに異なるコンセプトを持つフロアが用意され、利用者がそれぞれの気分に合わせて環境を選べるようになっています。
フロアごとの象徴的なデザイン
各フロアは、異なるレイアウトや家具配置によって構成されています。これにより、異なる雰囲気を持つ空間が生まれ、訪れる人々がそれぞれの気持ちに応じた使い方ができます。アクティブラーニングスペースを意識した2階と3階では、活発なコミュニケーションが促される設計が施されており、静かに集中したい高層階ではより静かな環境が整えられています。
転用家具の活用
今回の改修では、2階で使用していた机や椅子などの什器がデザイン性と機能性を保ちながら転用されました。また、リユース家具の導入も行い、環境にも配慮したコスト効率の良い空間作りが目指されています。
読書への関心を引き起こす工夫
リニューアルされた図書館では、書架と座席を斬新に組み合わせ、リラックスしながらも気軽に資料に触れられるスペースが設けられています。「亜大ラベル」として知られる学生向けコレクションや新書、文庫本を新設されたフロアに配置し、読書習慣が身に付くような環境を整えています。
各フロアの特徴
1階エントランス
開放的で明るいエントランスは見通しが良く、個人用デスクも設置されているため、ゆったりと快適に過ごせます。学生による選書コーナーや様々な企画展示も行われ、『魅せる』展示にも力が入れられています。
2階ラーニングコモンズ「BOTANICAFE」
カフェスペースでは、グリーンを基調とした温かな内装が施され、コーヒーを片手にくつろぐことができます。新設されたカップドリンクの自販機もあり、便利さが増しています。
3階ナレッジスクエア「MIRAI Labo」
このフロアでは、シンボルツリーが中央に配置され、未来感を演出するブルーのインテリアが特徴です。セミナーやプレゼンテーションに活用できるように空間が柔らかく仕切られています。
4階ブックラウンジ
ダークブラウンの落ち着いた家具が使用されており、集中して学ぶことができる空間が整えられています。ereは主に入門書や小説が置かれ、広い知識の扉を開くためのフロアです。専門書が揃う高層フロア(5-7階)へのアクセスも容易となっています。
新たな学びの場としての期待
亜細亜大学図書館のリニューアルは、ただの改修にとどまらず、学生や教員にとってより実用的で魅力的な学びの場の創出を目的としています。学生による選書や快適に過ごせる空間作りは、図書館利用の活性化を図る新しい試みと言えるでしょう。
今後の学習支援の一環として、このリニューアルによって創出される新しい価値が期待されています。