Iris株式会社がハイパースペクトルカメラの1日レンタルサービスを開始
2022年10月1日、Iris株式会社は新たに1日からハイパースペクトルカメラをレンタルできるサービス「1 Day!! ハイパースペクトルレンタル」を発表しました。このサービスは、最新の技術を手軽に利用できることを目的としており、特に研究・開発の現場での利用が期待されています。
ハイパースペクトルカメラとは
ハイパースペクトルカメラは、通常のカメラとは異なり、物体を光の波長ごとに分光して撮影することができるデバイスです。これにより、対象物の固有のスペクトル情報を取得し、データキューブと呼ばれる特別な画像を生成します。このデータキューブは、xとyの二次元平面のイメージが、分光された波長ごとに層を成しているため、肉眼では判断が難しい物質の特性を分析することが可能です。
ハイパースペクトル市場の成長
近年、コンピューターの性能向上により、ハイパースペクトル市場は急速に拡大しています。2020年には124億米ドルだった市場が、2025年には300億ドルに達する見込みで、年率19.3%の成長が期待されています。特に医療やライフサイエンス分野でのデータ活用が進んでおり、識別アルゴリズムを用いたハードウェアの需要が高まっています。
しかし、ハイパースペクトルカメラはその高価格が市場拡大の大きな壁となっていました。このレンタルサービスの導入により、より多くの研究者や企業が手軽にハイパースペクトルカメラを活用できるようになり、概念実証が促進されることが期待されています。
レンタルサービスの詳細
レンタル可能製品
- - CosmosEye Series 1703
- - CosmosEye Series 1803
予約可能期間
レンタル料金
- - 1日:5万円
- - 3日:10万円
- - 7日:15万円 (すべて税抜、土日含む)
- - 長期レンタルは要相談
付属品
- - カメラシステム一式
- - 制御用ノートPC
- - 三脚
- - 電源タップ
- - 取扱説明書
故障補償サービス
サービスの詳細やキャンペーンについては、Iris株式会社の公式サイトを訪れることで分かりやすく確認できます。
この新しいレンタルサービスにより、ハイパースペクトルカメラの利用が身近になり、様々な分野での応用が進むことが期待されます。
Iris株式会社の基本情報
Iris株式会社(英名:Iris Inc.)は、2020年12月に設立され、東京都港区六本木に本社を構えています。代表の中村聡希氏のもと、先進技術の開発と提供を行っています。公式サイトやメールを通じてのお問い合わせも受け付けています。詳しくは、
こちらからご確認ください。