新MIDI Pad「SLAB」登場
2025-12-04 10:08:34
音楽制作を変革するSerato Studio専用MIDI Pad「SLAB」が登場
Serato Studio専用MIDI Pad「SLAB」の魅力
2025年12月18日、音楽制作の未来を変える一台が登場します。AlphaTheta株式会社は、音楽制作用ソフトウェア「Serato Studio」に特化したMIDI Padコントローラー「SLAB」を発表しました。この製品は、音楽プロデューサーやDJが求める高い表現力と直感的な操作性を兼ね備えており、制作の現場での新たな可能性を提供します。
Serato Studioとは?
まず、Serato Studioについて簡単に触れておきましょう。これは、ビートメイキングのための究極の音楽制作ソフトウェアで、プロデューサーやDJが簡単にアルバム水準のトラックを制作できるよう、非常に多機能なプラットフォームを提供しています。サンプリングや楽曲の分離、ドラムシーケンス、エフェクトの追加など、最新の制作ワークフローが実現されています。
このような能力を一層引き出すために、「SLAB」は専用に開発されました。Serato StudioがインストールされたPCやMacと接続するだけで使用可能で、誰でもスムーズにアイデアを具体化することができるのです。
SLABの特長
AlphaThetaの代表取締役社長である片岡芳徳氏は、「SLABを発表できることを大変嬉しく思います。音楽を愛する皆様が、この製品を通じて自分のアイデアを音に変え、より豊かな音楽創造を楽しんでいただけることを期待しています」と述べています。
「SLAB」は、直感的に操作できるデザインが魅力です。トランスポート部には、制作に必要な基本操作が集約されており、飲み込みやすい構造になっています。例えば、ブラウジングやサンプリングしたい箇所を簡単に探すことができる多機能なダイヤルがあり、制作のスピードが向上します。
また、OLEDディスプレイを搭載しており、状態やパラメータ情報が一目でわかるため、作業中の視認性も高まります。タッチセンス対応のエンコーダーを使って、EQやエフェクトの操作もスムーズです。これにより、制作にかかる時間を大幅に短縮しながら、直感的に音をコントロールすることが可能になります。
さらに、16個のパッドにはベロシティやアフタータッチが対応しており、楽器感覚で演奏できます。制作の際にエフェクトを即座に重ねて演奏に反映させることができ、音の表現を広げることも実現しました。これにより、SLABは音楽制作における自由度と表現力を劇的に向上させることができるのです。
STEMS LAYER機能での新たな可能性
SLABの魅力の一つは、STEMS機能の拡張にあります。ボーカルやメロディ、ドラム、ベースなどの各パートを個別に調整できる「STEMS LEVEL」が搭載されており、その日の気分や制作スタイルに応じて、パートごとに音量のコントロールが可能です。これによって、従来にはない創造的な自由が手に入ります。
また、SLABは汎用MIDIモードを搭載しているため、DAWとも高い互換性を持っています。自分の好きなソフトを使い、Seratoの高品質なサンプリングエンジンを活かした制作が可能です。DJパフォーマンスとの連携にも対応し、幅広い音楽シーンでの活躍が期待されます。
スタイリッシュなデザインで持ち運びも楽
SLABはこのような多機能性を持ちながらも、特にそのデザインがたおやかで、かつ持ち運びやすいことが魅力です。A4サイズ以下の薄型コンパクトボディは、どこにでも持ち運べるため、自宅やカフェでの即席スタジオ環境を簡単に作り出すことができます。
まとめ
音楽制作の新たな可能性を秘めた「SLAB」は、音楽を愛するすべての人にとって価値あるツールとなることでしょう。2025年12月18日の発売に向けて、多くの音楽制作に携わる人々からの期待が高まっています。詳細は公式サイトや各種動画で確認し、早めのチェックをお勧めします。
会社情報
- 会社名
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AlphaTheta株式会社
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