石見銀山エリアで新しい形の地域活性化
日本郵便株式会社がこの夏、石見銀山エリアにて新たな取り組みを実施します。このプロジェクトには、地域共創を目的とした「石見銀山デジタルスタンプラリー第2弾」と「二地域居住先導的プロジェクト実装事業」が含まれています。
SUSHI TOP MARKETING株式会社は、このプロジェクトに関連して、日本郵便が提供する地域共創NFTプロジェクトに自社のNFT配布技術を提供することを決定しました。このプロジェクトは、観光客がエリアに訪れ、地域との関わりを持つ際に、特別なデジタルスタンプ(NFT)を配布することで、地域経済の活性化を図るものです。
デジタルスタンプラリーの詳細
「石見銀山デジタルスタンプラリー」は、2025年8月1日から9月30日までの期間に、石見銀山エリア内の14種類の観光施設や店舗、チラシなどを対象に開催されます。参加者は、5種類以上のデジタルスタンプ(NFT)を集めることで、地域クーポンへと交換できる仕組みが用意されています。これにより、来訪者はエリア内での消費を促進され、地域経済がより活性化することが期待されています。
参加者は、来訪後にも日本郵便のLINEアカウントを通じて、イベント情報や観光地の情報を受け取ることができ、地域との関わりを持ち続けられることが導入されています。さらに、石見銀山デジタルスタンプラリーの情報は特設サイトで確認可能です。
特設サイトはこちら
東京都内郵便局でのPR活動
プロジェクトに合わせて、東京都内の特定の郵便局では「ぽすくま」と呼ばれるキャラクターのデジタルスタンプ(NFT)を配布する取り組みも行われます。銀座エリアや日本橋エリアの郵便局では、限定のデジタルスタンプが準備されており、観光客や地域住民に向けてこのプロジェクトのPRが実施されます。これにより、より多くの人々がプロジェクトに参加しやすくなります。
二地域居住者向けの取り組み
加えて、日本郵便は国土交通省の「二地域居住先導的プロジェクト実装事業」に基づき、地域貢献活動の可視化を促進する取り組みも行います。具体的には、2025年の夏に石見銀山エリアで中長期滞在者へのNFT配布を通じて、地域活動の可視化を行うことを目指します。これは、日本郵政グループや他の企業との協力によって実現されるもので、地域活動の活性化が期待されています。
参加する意義と今後の展望
今回のプロジェクトは、デジタル技術を駆使し地域との結びつきを深めることを目指すものであり、観光や地域経済の発展に寄与するものです。NFTの特徴を活かした新しい形のスタンプラリーは、地域住民だけでなく多くの観光客にとっても魅力的な体験を提供します。これにより、地域の魅力を再発見し、新たな観光スポットとして石見銀山エリアが脚光を浴びることになるでしょう。
この取り組みは全て、地域に根ざした新しい経済モデルを築くことを目指していると言えます。おそらく、今後、他の地域でも同様の取り組みが展開される可能性があるため、要注目です。