大分県佐伯市がタイミーとの連携協定を締結し新たな雇用創出へ

大分県佐伯市がタイミーと連携協定を締結

株式会社タイミーは、大分県佐伯市、また大分銀行と一般財団法人観光まちづくり佐伯との包括連携協定を結びました。これは、同社にとって大分県内の自治体との初の連携であり、地方銀行が組織に加わる形での自治体との協力は全国で初の試みです。

佐伯市の魅力

佐伯市は、リアス式海岸と美しい原生林が広がる自然豊かな地域です。山と海、里の恵みが集まったこの土地では、水産業、農業、林業など多様な産業が栄えています。その中でも観光業は歴史的な資源と美しい自然を活用した重要な産業です。

しかし、佐伯市は現在、人口流出や少子高齢化による労働力不足といった深刻な問題を抱えています。2020年には人口が約67,000人と減少し続け、2045年には約42,000人にまで落ち込むと予測されています。これに対処するため、この連携協定が重要な役割を果たすことが期待されています。

タイミーの地域課題解決への貢献

この協定の目的は、スキマバイトサービス「タイミー」を通じて佐伯市の課題を解決することにあります。「タイミー」は、「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるインフラを提供し、地域の労働力不足を解消するための具体的な施策を展開します。

協定に基づき、佐伯市、大分銀行、観光まちづくり佐伯が協力し、地域の事業者と働き手を支える取り組みを始めます。具体的には、市内事業者向けの業務切り出しの提案や、働き手の多様な雇用形態を推進するための支援などが計画されています。

新たな働き方の促進

「タイミー」では、スキマ時間を有効活用した働き方を提案しており、事業者は求めるスキルに合った働き手を迅速に見つけることができます。地方自治体と企業が連携することで、新たな雇用の創出が期待されています。特に長期的な雇用促進にもつながる体制を整え、多様な働き手が活躍できる環境を整えます。

結び

株式会社タイミーは、これまでに10道府県・18自治体と連携協定を結び、今回の佐伯市との協力で11道府県・19自治体目となります。今後も、「はたらく」を通じた出会いや経験が新たな可能性を生む社会の実現に向けて取り組んでいく所存です。

佐伯市が抱える課題に対するこの新たな連携は、地域の活性化と持続可能な経済の発展に寄与することが期待されています。