Criminal IPの欧州進出
2025-09-02 10:25:48

Criminal IPがイタリアDotForceと提携し欧州市場へ進出を果たす

Criminal IPが欧州市場へ本格進出



AI SPERA株式会社が開発したAI搭載型脅威インテリジェンス/攻撃対象領域管理(ASM)プラットフォーム「Criminal IP」が、イタリアのサイバーセキュリティディストリビューターDotForce社との戦略的提携を結ぶことにより、正式に欧州市場へ進出することが発表されました。この取り組みは、特にイタリア、スペイン、ポルトガルの南欧地域に焦点を当て、企業や公共機関向けに先進的なセキュリティ機能を提供することを目的としています。

欧州市場の脅威に立ち向かう



近年、欧州におけるサイバー攻撃の手口はますます巧妙化しています。特にイタリアは不正ネットワークアクセス市場において主要な国の一つであり、2021年には大規模なランサムウェア攻撃によって76社の企業データが侵害される事例が発生しました。これにより、国家や企業レベルでの防御戦略の強化が求められています。

Criminal IPは、44PBを超える脅威インテリジェンス基盤と1,000台以上のサーバーを駆使し、世界中の43億のIPアドレスを常時監視。クラウドベースのSecurity as a Service(SECaaS)として提供されることで、迅速な導入が可能であり、安全性が確保された常時スキャンを実現しています。

日本市場でも活動を展開



AI SPERAは、国内外のASM市場をリードする中で、積極的に日本市場での活動も展開しています。毎年、国内のセキュリティ展示会であるInterop TokyoやSecurity Days Japanに出展し、ブース運営や講演を通じてASMの重要性を訴求しています。この取り組みにより、日本のセキュリティ業界におけるCriminal IPの認知度が高まり、昨今の脅威に対する防御策の一環として注目されています。

国際的なパートナーシップを利用した成長



Criminal IPは、世界40社以上のセキュリティベンダーと連携し、150カ国以上で導入実績を誇る実力派のプラットフォームです。DotForce社のCEO、Fabrizio Bressani氏は、「私たちの使命はパートナーに最先端のセキュリティソリューションを提供することです。Criminal IPのASMと脅威インテリジェンス機能は、セキュリティチームに即時の価値をもたらします。」と述べています。

一方、AI SPERAのCEO姜炳卓氏は、「この提携は、EuropにおけるCriminal IPにとっての重要な転換点です。私たちの技術が先進市場で認められたことを示し、今後は新興市場に展開していく予定です。」と意欲を語っています。

今後の展望



Criminal IPは、今回の提携を契機にさらなる成長を目指しています。欧州での実績を基に、日本を含むアジア市場においてもサービス信頼性を促進し、重要な参考事例としての役割を果たすことが期待されています。また、東南アジアやアフリカ市場にも展開することで、グローバルなセキュリティプラットフォームとしての地位を強化していくでしょう。

AI SPERAは、攻撃対象領域に基づく脅威インテリジェンスプラットフォーム「Criminal IP」により、150カ国以上へSaaS型セキュリティサービスを提供し続けています。これからの展開に注目が集まりそうです。


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会社情報

会社名
AI Spera Inc.
住所
7, Yeonmujang 5ga-gil, Seongdong-gu, Seoul, Republic of Korea701、Hyundai Terrace Tower
電話番号

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