三重県四日市市とアイシティが環境協定を締結し持続可能な未来を目指す！

アイシティが四日市市と環境協定を締結

2025年8月14日、東京都中野区に本社を構えるHOYA株式会社アイケアカンパニーが、三重県四日市市と『使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定』を締結しました。この協定は、地域の環境保護を推進する目的で結ばれたものであり、三重県内でのこのような取り組みは初めてとなります。

環境問題への取り組み

四日市市が掲げている「住み続けられるまち・四日市」という将来像と、アイシティの『ecoプロジェクト』が相互に補完し合うことによって、より持続可能な循環型社会の構築を目指していきます。この協定のもと、アイシティが実施する使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収を、四日市市が情報発信や実際の回収活動においてサポートしていく流れです。

市民の方々にはプラスチックごみの削減や資源再生への意識を高めるために、これからさまざまな活動が行われることでしょう。アイシティは、このプロジェクトを通じて、SDGs（持続可能な開発目標）への取り組みに一歩でも貢献できるよう努めていきます。

協定の内容

- 協定名: 使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定
- 締結日: 2025年8月14日
- 回収拠点: 四日市市役所5階生活環境課、四日市市総合会館、四日市市総合体育館

この協定によって、四日市市は周知活動や空ケースの適正排出を促進し、回収したケースの収集や運搬も担います。一方、アイケアカンパニーは回収資源の管理や回収ボックスの提供といった役割を担い、地域との協力を深めていく計画です。

アイシティ ecoプロジェクトとは？

『アイシティ ecoプロジェクト』は、リサイクル可能な使い捨てコンタクトレンズの空ケースを対象にした全国的な回収活動です。この活動は、全国のアイシティ店舗を中心に、賛同する自治体や企業、学校など、約7,440箇所に専用の回収ボックスを設置しています。
活動の目的は、環境保全のほか、障がい者の支援や、公益財団法人日本アイバンク協会への寄付にもつなげていくことです。プロジェクトは2010年からスタートし、今年で15年目を迎えています。

これまでに、多くの団体や自治体、消費者の方々からご協力をいただき、様々な形で回収活動を展開しています。アイシティで購入した製品に限らず、回収した空ケースは全てリサイクルメーカーに売却され、その収入は視力を取り戻したい方々のために寄付されます。ただし、現状では年間約4,000トンものコンタクトレンズの空ケースがゴミとして処分されてしまっているのが実情です。

設置拠点の多様な参加者

2025年7月の時点での参加団体数は、学校が3,248校、企業が1,269社、自治体が445拠点に達しています。これは、地域社会での協力や参画を大いに促進しており、今後もさらなる参加者を募っています。

さらなる挑戦と成長

HOYA株式会社アイケアカンパニーは、国内外で高いシェアを持つ企業で、コンタクトレンズ専門店『アイシティ』を展開しています。安定した経営基盤をもとに着実な成長と大胆なチャレンジを行い、アイシティ ecoプロジェクトをはじめとする社会貢献活動を推進しています。このような取り組みを通じて、持続可能な未来を共に築いていけることを願っています。