国際協力とグローバルヘルスで未来を築く!注目のアドボカシーキャリアイベント開催
2024年11月30日、株式会社PoliPoli主催のキャリアイベント「アドボカシーキャリアイベント〜国際協力とグローバルヘルスで未来を築く〜」が開催されました。国際機関、行政、民間セクターで活躍する第一線の実務家たちが登壇し、社会課題解決への多様なアプローチについて講演やパネルディスカッションを行いました。
本イベントは、グローバルヘルス分野におけるアドボカシー活動の重要性と、その分野でのキャリアパスを探ることを目的としています。近年、国際社会における課題解決にアドボカシー活動が不可欠となっており、特にグローバルヘルス分野では、その重要性が増しています。しかしながら、この分野でのキャリアパスは明確ではなく、人材不足も課題となっています。
イベントは、開会挨拶としてPoliPoli代表取締役CEOである伊藤和真氏と、塩崎彰久衆議院議員(ビデオメッセージ)による力強いメッセージから始まりました。
続くオープニングセッションでは、「なぜ今グローバルヘルス分野でアドボカシーが求められているのか」をテーマに、PoliPoli代表取締役CEOの伊藤氏、ビル&メリンダ・ゲイツ財団日本常駐代表の柏倉美保子氏、一般社団法人NTDs Youthの会代表理事の轟木亮太氏、衆議院議員の牧島かれん氏らが活発な議論を展開しました。専門家たちの経験に基づくリアルな意見交換は、参加者にとって大きな刺激となりました。
セッション①では「国際機関・行政機関の立場から見たアドボカシー」をテーマに、Gaviワクチンアライアンスシニア・ドナー・マネージャーの木島良輔氏、外務省国際保健戦略官室事務官の古屋彩夏氏、JICA人間開発部保健第一グループグローバルヘルスチーム課長の西村恵美子氏、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐の吉井史歩氏らが登壇。それぞれの立場から、アドボカシー活動の現状や課題、将来展望について語りました。
セッション②「民間からのアドボカシー活動について」では、SORA Technology株式会社取締役の梅田昌季氏、ビル&メリンダ・ゲイツ財団日本戦略担当オフィサーの小山有沙氏、一般社団法人Liaison共同設立者の清野紫苑氏、一般社団法人Better World Story代表理事の廣原萌氏が登壇。民間セクターにおけるアドボカシー活動の取り組みや成功事例、今後の展望などが共有されました。
各セッション後には質疑応答の時間も設けられ、参加者たちは登壇者たちに積極的に質問を投げかけ、熱心な議論が繰り広げられました。
イベント全体を通して、参加者たちはグローバルヘルス分野におけるアドボカシー活動の重要性や多様なキャリアパスについて深く理解を深め、今後の活動への意欲を高めることができました。また、懇親会では参加者同士や登壇者との交流の場が設けられ、活発な情報交換が行われました。
本イベントは、将来、国際協力やグローバルヘルス分野で活躍したいと考えている学生や若手社会人にとって、非常に貴重な機会となったと言えるでしょう。PoliPoliによる『Reach Out Project』のような若手育成プログラムと相まって、日本のグローバルヘルス分野におけるアドボカシーリーダー育成に大きく貢献するものと期待されます。
イベントの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
イベント申し込み:https://advocacycarrer1130.peatix.com/
イベントしおり:https://polipoli.notion.site/11-30-13e2d94ad8ea80f7a70cd406f4432a29
Reach Out Project:https://reach-out.site/
PoliPoliコーポレートサイト:https://www.polipoli.work/