AI活用とエンジニア
2025-03-11 11:51:39

AI活用がITエンジニアの働き方を変える!サーバーワークスの調査結果

AI活用がITエンジニアの新しい働き方を形成する



IT業界において、AIの活用が進む中、エンジニアたちの働き方も変化を遂げています。株式会社サーバーワークスは、AI活用に関する全国調査を行い、その結果を発表しました。調査は、20歳以上の企業に勤めるITエンジニア248名を対象に、2024年の振り返りと2025年の予測を探るものです。この調査結果から、AIの積極的な活用がどのように年収や働き方、転職意向に影響を与えているのかが見えてきました。

調査の背景



サーバーワークスは、「働き方ラボ」というプログラムを立ち上げ、エンジニアの働き方に関する調査を定期的に実施しています。また、ITエンジニアの業務においてAIが果たす役割を明らかにするための取り組みも行われており、今回の調査はその一環です。前回の調査では、AIを業務で活用したと答えたエンジニアの割合は全体の27.4%のみであり、43.5%は「活用しなかった」としています。しかし、今回の調査では、AIの利用状況に応じた様々な働き方の違いが浮かび上がりました。

調査結果の概要



調査を通じて次のようなポイントが明らかになりました:
  • - AIを積極的に活用するエンジニアの勤務体系は自由度が高い:特に、自由出勤制を採用している企業に所属するエンジニアが多いことが分かりました。
  • - 年収の違い:AIを活用したエンジニアの半数以上が600万円以上の年収を得ている一方で、活用しなかった層は600万円未満が60%を超えるという結果が出ました。
  • - 年収の変動:2024年に年収が上がったと回答したのは、AIを積極的に活用した層が6割以上を占め、逆に活用しなかった層はその半分も満たない状況でした。
  • - 転職意向:AIを活用したエンジニアの多くが転職活動を行っており、約半数以上が実際に転職したことや転職活動を始めたと答えています。対照的に、活用しなかった層は8割近くが転職の意向がないと報告しています。
  • - 副業の実施:AIを活用している層は6割以上がすでに副業を持っており、活用しなかった層は副業に対する興味すらなかったことが明らかになりました。

今後の展望として、2025年にAIの業務利用頻度が増えると考えているエンジニアは、AIを積極的に活用した層において7割以上を占め、その傾向は強固なものとなっています。この結果は、AIがITエンジニアのキャリアや働き方に今後も大きな影響を与えることを示唆しています。

まとめ



IT業界におけるAI活用は、エンジニアの年代や経験に関わらず、次第に重要な要素となっています。サーバーワークスが行ったこの調査は、AIの導入がエンジニアの年収や働き方に与える影響を数字で示すものであり、今後のキャリア形成や働き方の一つの指針となるでしょう。AI技術の進化に伴い、働く環境や形態も変化し続けることが期待されます。

サーバーワークスについて



サーバーワークスは、クラウドインテグレーションの専門企業として知られており、2008年設立以来、AWSによるクラウドサービスの導入支援を行ってきました。2025年2月末時点で、1,410社以上の導入実績を持ち、最上位のAWSプレミアティアサービスパートナーとしても認定されています。今後も、エンジニアの働き方を良化するための取り組みを続けていくでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社サーバーワークス
住所
新宿区揚場町1-21飯田橋升本ビル2階
電話番号
03-5579-8029

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