映画『ウォー・ゲーム』ブルーレイ特別版発売記念インタビュー特集
映画『ウォー・ゲーム』のブルーレイ超・特別版がいよいよ2025年3月21日に発売される。このリリースは、映画ファンにとって待望のものであり、今回の特別版では、最新の4Kリマスター映像が使用され、日本語吹替も新しく追加されている。この興奮を一層盛り上げるために、主役を演じた関俊彦さんと岡本麻弥さんのスペシャルインタビューをお届けする。
アクセスした誤っての出来事
『ウォー・ゲーム』は、パソコンに夢中な少年デビッドが、誤って北米航空宇宙防衛司令部のシステムにアクセスし、核戦争を引き起こす危機に直面するというストーリーだ。1983年製作のこの作品は、時代を超えて多くの人に愛され続けており、観る者を惹きつけてやまない。関俊彦さんが吹替えを担当したデビッド役は、彼にとって洋画での初めての主要作品だと語る。関さんは、当時録画したVHSを見直し、懐かしい気持ちで収録に臨んだという。
彼は「当時の映像を見て、今の自分とは全く違うので、声に寄せられるか心配でした。でも、練習して思い出を体に染み込ませたおかげで、収録に臨めました」と振り返る。また、映画そのものの魅力についても「37年経ってもそのドキドキ感が新鮮だった」と感想を述べている。
経験を重ねたものへの愛着
岡本麻弥さんも、アリー・シーディの吹替役を担当することになり、思い入れ深い作品への感謝を表している。「当時から好きだったアリー・シーディの作品に関わることができ、とても嬉しいです。映画そのものも時代を感じつつ、今も通じるものがあって面白い」彼女の言葉には、まさに作品に対する情熱とその価値を深く理解する姿勢が見える。
不安と興奮の共存
収録にあたって江本さんは、緊張感もあったという。「すごく懐かしかった反面、20歳のときにやった役を再現するのは難しいかもしれないと思って、不安でもありました。でも、最後まで楽しく夢中になって収録ができました。」と明かした。
また、関さんと岡本さん共に、当時のアフレコでは口パクのずれが許容されていたことを語り、現代の吹替事情との違いにも触れた。「あの当時のエネルギーは街がきらびやかだったんですよ。それを今度は新録で伝えられるのが嬉しいです。」と岡本さんは希望を持ち、視聴者へ向けて「昔の映画も触れて楽しんで欲しい」とメッセージを送った。
映像特典の豪華さ
今回の『ウォー・ゲーム超・特別版』には、監督と脚本家による音声解説やさらなる映像特典が提供される予定だ。視聴者にとって、映画の裏側を知る貴重な体験となるだろう。特に、37年の時を超えて関俊彦さんと岡本麻弥さんが再びキャスティングされることの感動は、ファンにとって特別な意味を持つに違いない。
映画『ウォー・ゲーム』ブルーレイ超・特別版には、作品の魅力やその制作にまつわる深い話が詰まっており、これからも多くの人々に愛されていくことだろう。