技術情報の新たな窓口、パテント・インテグレーション
パテント・インテグレーション株式会社は、特許情報を利用した技術動向レポートを2021年9月1日より提供開始しました。この新サービスでは、世界中の特許を検索することで、企業の特許動向や技術の発展を多角的に分析できる強力なツールが実現されました。
このサービスを利用することで、技術分野ごとの動向を把握しやすくなり、利用者は最新の特許データに基づいた結果を手軽に確認できます。サービスは、ユーザー登録が不要で、誰でも無料でアクセス可能です。特に、技術者や研究者、経営者には自社の特許状況を俯瞰する絶好の機会となるでしょう。
特許データに基づく深い分析
パテント・インテグレーションのサービスは、特許庁が発行する各国の最新特許データを集計・解析し、グラフやレポートの形で視覚的に理解できるよう提供します。対象とする技術分野は多岐にわたり、3万以上の技術分野に及びます。自動運転や機械学習、iPS細胞、リチウムイオン電池、燃料電池自動車など、業界のホットなテーマに対し、特許の出願件数や保有状況などの詳細なレポートが用意されています。これにより、特許の申請状況や重要特許の情報も一目で理解できる仕組みが整っています。
利用方法と豊富なデータ形式
この情報サービスでは、レポートや分析結果をSVG、PNG、JPG、CSV形式で取得でき、社内の資料やプレゼンテーションで自由に活用が可能です。特許の出願件数の推移や、競合企業との比較も簡単に行えるため、動向を把握する材料として非常に重宝されることでしょう。
各種分野の特許レポート
企業の特許動向も把握
また、特定の企業に焦点を当てたレポートも揃っており、トヨタ自動車やキヤノン、インテル、アップル、フィリップス、ボッシュなど、各企業がどのような特許を保有しているかを容易に確認できるため、競合分析にも役立ちます。特許情報を基にしたランドスケープ分析も充実しており、このデータを利用することで先行技術や注力している領域を直感的に把握できます。
料金体系とサポート
利用料金はシンプルであり、ビジネス向けコースやアカデミックコースなど多様なプランが設定されています。さらに、5日間の無料トライアル期間が設けられているため、まずはその使い勝手を体験することが可能です。
パテント・インテグレーションの理念
パテント・インテグレーションは、「一般的な知財担当者や研究開発者自身が知財情報分析に取り組む」という企業理念を掲げ、自社の動向を常に把握し、戦略的な開発を試みる人々のための innovations を提供しています。特許分析は難しく高額なイメージがありますが、このサービスを通じて多くの企業や個人がアクセス可能で、知財マネジメントの新たな可能性が開かれます。
会社情報
パテント・インテグレーション株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、特許情報の収集と分析を通じて、企業の研究開発を支援する活動を行っています。