美容をきっかけに健康意識改革!パナソニックと旭化成が共同で健康イベントを実施
近年、企業における健康経営の重要性が高まっています。しかし、多くの企業が健康意識の低い社員へのアプローチに苦戦しているのが現状です。
パナソニック株式会社と旭化成株式会社は、この課題を解決するため、社員の健康増進を目的としたユニークな健康イベントを共同で開催しました。そのイベントのテーマは「美容」。健康というやや抽象的なテーマではなく、社員にとって身近で関心の高い「美容」を起点にすることで、健康意識の向上を目指したのです。
旭化成本社で開催されたイベントの内容
2024年11月8日、旭化成本社にて開催されたこのイベントは、旭化成社員を対象としたオーラルケアセミナーと、パナソニックの美容・健康家電の展示・体験会という二部構成でした。
オーラルケアセミナー:歯周病予防の重要性を学ぶ
セミナーでは、歯周病のリスクや、それが引き起こす健康への悪影響について分かりやすく解説。歯周ケアの重要性を改めて認識させる内容となりました。歯ブラシだけでは不十分であること、プロフェッショナルケアの必要性なども説明され、参加者にとって新鮮な情報だったようです。
パナソニック製品体験会:美容家電で健康をサポート
セミナーに続いて行われたのは、パナソニックの美容・健康家電の体験会です。ヘアードライヤー、メンズシェーバー、オーラルケア製品(ジェットウォッシャー ドルツなど)、フェイスケア製品など、多様な製品が展示されました。担当者による丁寧な製品説明は、参加者にとって製品の機能やメリットを理解する良い機会となりました。特に、ジェットウォッシャー ドルツへの関心は高く、多くの社員が熱心に説明を聞いていた様子が伺えました。
イベントの効果:健康意識と美容意識の向上
イベント後に行われたアンケート調査では、参加者全員が「健康に対する意識が高まった」と回答。中には「歯ブラシだけでは汚れを落としきれないとは驚きました!」といった声も上がり、ヘルスリテラシーの向上に繋がったことが分かります。さらに、66.7%が「美容への意識が高まった」、76.7%が「美容のためであれば健康的な生活習慣を取り入れたい」と回答しました。この結果から、美容をテーマにしたイベントが、社員の健康意識と美容意識の両方を高める効果があったことが明らかになりました。
パナソニックの健康経営への取り組み
パナソニックは、自社製品を活用した健康経営の普及に積極的に取り組んでいます。今回のイベントもその一環であり、社員の健康増進だけでなく、健康的な生活習慣の定着を目指した取り組みです。
身近な家電製品を通して美容と健康への意識を高め、食事、運動、睡眠の重要性に気づかせることで、より健康的なワークライフバランスの実現に貢献したいと考えています。
まとめ:美容という切り口から始まる健康経営
従来の健康イベントが、健康意識の高い社員に偏りがちな傾向がある中、本イベントは美容という切り口から幅広い社員層の参加を実現しました。その結果、健康意識と美容意識の向上という大きな成果を得ることができました。
この成功事例は、企業における健康経営推進において、新たなアプローチ方法を示唆するものです。