デジタル化が進む葬儀業界の実情
葬儀業界は長年にわたり、アナログな手法での運用が主流でした。電話やFAXを使った情報伝達は、迅速な対応を妨げる要因となり、遺族や参列者にとっても大きな負担でした。しかし、そんな中、株式会社アスカネットが提供する訃報配信サービス「tsunagoo」は、新たな道を切り開いています。
tsunagooの機能と成長
「tsunagoo」は、訃報の作成から配信、さらには弔電や供物、香典までを一括してスマートフォンで完結できるサービスです。2017年からサービスを開始し、着実に利用者が増えた結果、2020年の訃報作成数が33,638件だったのに対し、2024年には115,984件に達し、なんと約3.4倍の成長を記録しました。現在では、全国3,800以上の会館にこのサービスが導入され、葬儀社の業務効率化に貢献しています。
デジタルシフトの重要性
葬儀業界におけるデジタル化は、単なる効率化にとどまらず、業界全体の価値を向上させる要因となっています。従来の運用方法では、多くの時間と労力を要していた業務が「tsunagoo」によって一変しました。葬儀社が専用のWEBページを作成し、SNSやメールを通じて訃報を広めることで、即座に情報が共有されるのです。これにより、参列者はWEBページから簡単に香典や供物、弔電をオンラインで注文できるため、葬儀準備が効率的に進みます。
DX推進の取り組み
さらに、アスカネットは「葬儀業界DXレポート2024」を毎年発表し、業界全体のデジタル化の進捗をデータとして提供しています。これにより、一般消費者の意見や葬儀社のIT環境の実情を把握し、業界の改善に役立てる取り組みが続けられています。2024年版のレポートは、特に葬儀業界の現状に対する洞察を提供し、業界の関係者にとって貴重な情報源となっています。
今後の展望
「tsunagoo」は、これからもさらなるサービスの拡充を目指しています。社会のニーズに応えるだけでなく、利用者の声をしっかりと反映させることで、より一層便利で利用しやすいサービスへと進化していくことでしょう。デジタル化による効率化は、業界内での競争を激化させ、全体の質を向上させる原動力となると期待されています。これからも「tsunagoo」の動向に注目が集まります。
お問い合わせ先
「tsunagoo」への取材や詳細については、株式会社アスカネットのフューネラル事業部 企画開発室課長の青砥 剛までご連絡ください。多くのメディアでの関心をお待ちしています。
- - ■株式会社アスカネット 公式サイト
- - 所在地:広島県広島市安佐南区祇園3-28-14
- - 設立:1995年7月6日
- - 資本金:4.9億円