新時代のマーケティングを支えるSynergy!のSSO機能とは

新時代のマーケティングを支えるSynergy!の新機能

シナジーマーケティング株式会社は、CRMから進化したマーケティングSaaS「Synergy!」に新たに「SSO（シングルサインオン）機能」を追加することを発表しました。この機能は、2025年9月から提供が開始され、特に企業向けに多くの利点をもたらすことが期待されています。この機能により、ユーザーは一度の認証でSynergy!へスムーズにアクセスでき、企業のセキュリティと運用効率の向上を実現します。

SaaS利用拡大に対応した新機能の必要性

近年、多くの企業が業務の効率化を目指して様々なSaaSを導入していますが、それに伴いID管理に関する課題が浮上しています。特に従業員は多数のIDやパスワードの管理が必要となり、忘れたりすることが業務の停滞を引き起こすこともあります。管理者側でもアカウントの発行や変更、削除といった手続きを行う手間が増え、セキュリティ上のリスクも伴います。これらの課題を受けて、Synergy!はSSO機能の導入を決定しました。

SSO機能がもたらす価値

1. 利便性の向上

新しいSSO機能へより、IdP（IDプロバイダ）に一度ログインすれば、そのままSynergy!にアクセス可能となります。これにより、従業員はSynergy!専用のパスワードを記憶する必要がなくなり、時間の無駄を省きつつ業務に集中できる環境が整います。加えて、パスワード忘れによる問い合わせも減少し、本来の業務に専念できる時間が増えるでしょう。

2. 管理工数の削減

アカウント管理の工数を大幅に削減できます。新入社員のアカウント発行や退社時の削除などの手続きをIdP側に集約することで、情報システム部門や各部門の担当者の負担が軽減されます。特に、従業員の変動が多い企業にとっては、大きな助けとなります。

3. セキュリティの強化

IdPによる一元管理が可能になることで、退職者アカウントの削除漏れ等による情報漏洩のリスクが減少します。さらに、IdPが持つ多要素認証などの高度なセキュリティポリシーを取り入れることで、不正アクセスへの耐性も高まります。

対象企業

このSSO機能は、特に以下のようなニーズを持つ企業に最適です。

- 複数のSaaSを利用している企業
- Synergy!を多くのユーザーが利用している企業
- セキュリティ管理の効率化を求めている企業

連携可能な主要IdP

この機能はSAML 2.0に準拠しており、様々な主要IdPと連携可能です。具体的には、Microsoft Entra ID（旧Azure Active Directory）、Google Workspace、Okta、CloudGate UNO、GMOトラスト・ログインなどがあります。

未来に向けた展望

シナジーマーケティング株式会社は、今後も企業の事業成長に寄与できるよう、利便性と安全性を兼ね備えたサービスの開発に努めていきます。「Synergy!」は、2005年から歴史を持つ国産のクラウド型CRMを基盤に、多岐にわたる企業に導入されてきました。今後もさらなる機能拡充を図り、マーケティングSaaSとして進化を続けることで、クライアントの課題解決に貢献していくでしょう。

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