総務省が令和6年度補正予算の公募を開始!無線環境整備事業の新たな展開について

概要


総務省および一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、令和6年度補正予算に基づく「高度無線環境整備推進事業」の補助事業に関する公募を行います。この公募は、2024年(令和7年)1月17日から2月7日まで実施され、5GやIoTなどの新たな無線通信環境を整備することを目的としています。

高度無線環境整備推進事業の目的


この事業は、特に条件不利地域において、高速かつ大容量の無線通信を実現するために光ファイバーの整備を促進し、通信インフラの充実を図ります。対象となるのは、地方公共団体、第三セクター法人、電気通信事業者であり、資金の補助を通じて新たなビジネスチャンスや地域活性化を目指します。

公募の詳細


1. 直接補助事業の公募


  • - 実施主体: 都道府県、市町村、第三セクター法人
  • - 申請期間: 令和7年1月17日(金)から令和7年2月7日(金)12:00まで(必着)
  • - 申請方法: 無線システム普及支援事業費等補助金交付要綱と「高度無線環境整備推進事業」実施マニュアルに従い、指定の方法で申請を行います。具体的には、総合通信局または沖縄総合通信事務所への書類提出または、Jグランツシステムを活用した電子申請が可能です。
  • - 今後のスケジュール: 提出された書類の審査後、令和6年度中に内示および交付決定を行います。

2. 間接補助事業の公募


  • - 実施主体: 電気通信事業者(都道府県、市町村、第三セクター法人を除く)
  • - 提出期限: 令和7年1月17日(金)から令和7年2月7日(金)12:00まで(必着)
  • - 申請方法: 一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会のHPで詳細を確認し、必要書類を提出します。
  • - 今後のスケジュール: 各提出書類の審査を経て、令和6年度中に内示および交付決定を行う予定です。

特記事項


  • - この公募では、光ファイバーの維持管理に関する「離島伝送用専用線設備維持管理事業」の応募は受け付けられませんので注意が必要です。

終わりに


この「高度無線環境整備推進事業」によって、地域のインフラが整備されることで、通信環境の向上はもちろん、新たな産業の育成や地域経済の活性化が期待されています。地方公共団体や関連法人は、ぜひこの機会を活用し、未来の通信社会に貢献しましょう。

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