教員向けキャリアデザイン研修「MIRAI Design Program」
2025年1月23日と2月27日の2日間、奈良市立都南中学校にて教員向けのキャリアデザイン研修「MIRAI Design Program」が催されました。主催は、東京都渋谷区に本社を置くミラッソ株式会社です。このプログラムは、教員が自らのキャリアを主体的に考え、新たな可能性を見つけることを目的としています。
目指すべきキャリアの再構築
参加者は、「やりたいこと(Will)」「できること(Can)」「すべきこと(Must)」を明確にし、自らのキャリアビジョンやアクションプランを策定するワークショップに取り組みます。初日は対面で4時間の集中研修が行われ、価値観の可視化を促進する「はたかちカード」を用いたグループワークが行われました。教員としての使命や社会の変化を理解するために、ビジョンマップの作成や具体的なアクションプランの策定も行われました。
オンラインでの二日目の活動
2日目はオンラインで実施され、アクションプランの進捗状況の共有やビジョンマップの発表、PDCAサイクルのチェックが行われました。この二日間にわたる研修を受けた教員たちは、自身のキャリアを見つめ直し、教育活動に対するモチベーションを高めるに至ったのです。
参加者の声
研修後に参加者からは多くのポジティブな声が寄せられました。「ビジョンを文章にすることで、自分の考えを整理できました」との感想があり、また「同僚とのディスカッションを通じて新たな視点を得ることができ、自分の目的を再確認できた」との声もありました。さらに、ある教員は「アクションができていなかった自分に気づき、今後の方向性を見出せた」と述べています。
校長先生のメッセージ
奈良市立都南中学校の校長、浜辺秀雄氏は、教員の高い意識を持たせることの難しさについて触れ、研修が教師たちのキャリア自立及び教育活動の主体性に寄与したことを強調しました。「目的やビジョンがより明確になり、自分の業務にやりがいを感じる教員が増えている」とコメントしています。
「MIRAI Design Program」研修の成果
研修を受けた教員の93.1%が満足を表明し、さらに「働く目的やビジョンが明確である」と回答した方の割合が研修前の55.2%から96.6%へと増加したことは、大きな成果と言えるでしょう。また、働くモチベーションの向上も見られ、62%から79.3%に増加しました。
教員キャリアデザインプログラムの概要
このプログラムでは、教員のキャリアに対する価値観やビジョンの構築を促進し、教職に就く人々が自身の業務に対してやりがいを感じ、積極的に行動を起こせるようナビゲートしています。プログラムは小学校から高校、大学、専門学校などの教育現場で広く利用されており、教育界に新たな風を吹き込むことが期待されています。
先着5校限定の無料提供
ミラッソ株式会社は、このプログラムを先着5校限定で無料で提供し、教育現場の支援を急務としています。教育者たちが直面する課題を解決する一助となりたいという思いから、参加者の多数がこの機会に教育活動に対する理解を深めることができるのです。
会社概要
ミラッソ株式会社は、「心に火を灯し、未来をWakuWakuさせる体験」をミッションとし、教育事業を展開しています。約40回、350名以上の中高校生を対象としたキャリア体験やアントレプレナーシップの講義も行い、社会人向けの講義も展開しています。
お問い合わせ
詳細な情報や参加申し込みについては、ミラッソ株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。教育現場のさらなる発展に向けて、一緒に取り組んでいきましょう。