ファーマフーズとSトレーディング、東南アジアへの事業展開を強化する提携

株式会社ファーマフーズとSトレーディング社の業務提携

2023年、株式会社ファーマフーズ（本社：京都市西京区）は、Sトレーディング社（本社：愛知県安城市）との包括的な業務提携を発表しました。この提携は、特に東南アジア地域での事業展開を志向したものとなり、両社の持つ強みを活かしていくことが期待されています。

Sトレーディング社の役割

Sトレーディング社はスギホールディングスの子会社として、海外事業を展開しています。2020年の設立以来、アジア各国の薬局やドラッグストアチェーンと提携を結び、日本製の医薬品や健康食品、化粧品を供給してきました。

特に、マレーシアでは現地パートナーと共同で「日本式ドラッグストア」を展開し、台湾、ベトナム、タイなど東アジア・東南アジア諸国においてもその勢いを増しています。Sトレーディング社の広がりは目覚ましく、地域住民に高品質な商品を提供することに注力しています。

共同で推進する事業内容

この業務提携において、ファーマフーズとSトレーディング社は以下の取り組みを行います。まず、ファーマフーズが開発した各種商品をSトレーディング社及びその関連会社に供給し、東南アジアを中心とした市場で販売します。この取り組みを通じて、両社が合意した国や地域でも商品を展開することを目指しています。

また、各国の消費者のニーズに応じた新商品の企画・開発や、現地の法規制に基づいた製造品の開発にも取り組むことで、競合との差別化を図ります。日本製品の品質に加え、現地市場の特性を活かした商品提供が鍵となるでしょう。

地域住民への貢献

ファーマフーズは、安全で安心な商品を地域に届けることを企業の使命としています。Sトレーディング社の急成長するネットワークと、ファーマフーズの豊富な研究開発能力を組み合わせることで、品質の良い日本からの製品を適正価格で供給することが可能になります。

これにより、東南アジアの地域住民が安心して使用できる商品を届けることを目指し、貢献していく方針です。医薬品や健康食品、化粧品を通じて、人々の生活の質向上にも寄与できることでしょう。