コロナ禍の子どもたちへ、VRで心のケアを
新型コロナウイルスの影響で外出が難しくなっている子どもたちや、その保護者たちに向けて、株式会社Froritが2020年3月17日から3DVRコンテンツの無償公開を始めました。このプロジェクトは、病気で入院中の子どもたちや、自由に遊びに行けない子どもたちへの心のケアを目的にしています。
おでかけめがねプロジェクトとは?
「おでかけめがねプロジェクト」は、外出が困難なすべての人々にVRを通じて楽しみや心の安らぎを届けることを目指しています。YouTube上で様々な3DVR体験を無償で提供し、どのような環境にいる人でも手軽にアクセスできるようにしています。
この取り組みは、特に新型コロナウイルスで苦境に立たされている子どもたちや、体が不自由で外出できない方々のためのものです。VRコンテンツの魅力は、いつでもどこでも手軽にアクセスできるところです。実際に体験することが難しいテーマパークや観光地を、部屋にいながら体験できるのです。
無償提供のVR体験
提供されている3DVRコンテンツには、ヘリコプター搭乗体験や沖縄の首里城の映像など、実際に訪れたかのような迫力ある体験が含まれています。VRゴーグルとスマートフォンがあれば、誰でも簡単にアクセスできるため、すでに多くの人々が楽しんでいる様子が見受けられます。もしVRゴーグルを持っていない方でも、100円均一やオンラインショップで簡単に手に入れられるので、気軽に始められるのが魅力です。
クラウドファンディングでの支援を呼びかけ
さらに、株式会社Froritはこの活動を拡充するためにクラウドファンディングも開始しています。プロジェクトに関心を持った個人や団体の協力を受けながら、より多くのコンテンツを提供することを目指しています。これにより、多くの人に喜びと楽しみを届けることが可能になります。
おでかけめがね公式サイト
おでかけめがね公式YouTubeチャンネル
未来への展望
このVRコンテンツは、単に楽しむためだけではなく、新型コロナウイルス収束後も加療中の方々にとっても心のケアに貢献できることを期待されています。将来的には、有名テーマパークやアイドルのコンサート、さらにはスポーツの試合なども体験できるコンテンツを充実させていく計画です。
VR技術の進化により、これまで体験できなかった世界が目の前に広がることとなり、外に出られない人々が新たな楽しみを見出すことを願っています。
このように、株式会社Froritによる「おでかけめがねプロジェクト」は、VRを通じて夢のある未来を提案し、心のケアを実現するための大きな一歩です。