ICAROS-V×ナレコムAI
2017-10-18 07:30:01

経営改善クラウドサービス「ICAROS-V」が機械学習SaaS「ナレコムAI」を採用!中小企業の経営を劇的に改善

経営改善クラウドサービス「ICAROS-V」が機械学習SaaS「ナレコムAI」を採用



東京都千代田区の有限会社竹橋経営コンサルティングが提供する経営改善クラウドサービス「ICAROS-V」が、千葉県市川市の株式会社ナレッジコミュニケーションが提供する機械学習SaaS「ナレコムAI」を導入したことが発表されました。これにより、「ICAROS-V」は損益予測機能の精度を大幅に向上させ、中小企業の経営改善をこれまで以上に強力に支援できるようになりました。

導入の背景と経緯



「ICAROS-V」は、中小企業の資金繰り改善とB/S改善を支援するクラウドサービスで、政府系金融機関出身者で構成される竹橋経営コンサルティングが開発しました。特許も取得しており、金融機関などで高い評価を得ています。

サービス向上のため、従来は経験則に基づいた数式を用いていた損益予測機能を、機械学習モデルに置き換える計画が持ち上がりました。複数の機械学習サービスを検討した結果、竹橋経営コンサルティングは「ナレコムAI」の低コスト性、専門知識不要の扱いやすさ、容易なシステム連携といった特徴を高く評価し、採用を決定しました。

PoCによる検証と実装



「ナレコムAI」導入にあたり、概念実証(PoC)を実施しました。竹橋経営コンサルティングが保有する決算データを用いて、データ加工、機械学習モデルの作成・評価、データの再加工とモデルの再作成・検証といったステップを繰り返し行いました。ナレッジコミュニケーションは機械学習プラットフォームの提供とデータ加工・評価支援で協力しました。

その結果、既存のルールベースの数式と同等の精度で損益予測を行う機械学習モデルの作成に成功しました。このモデルはAPI化され、「ICAROS-V」に組み込まれたことで、ユーザーは高い精度の予測を簡単に利用できるようになりました。

短期間での実装と今後の展望



機械学習の専門知識を持たないエンジニアでも「ナレコムAI」を活用することで、案件の相談から数ヶ月という短期間で機械学習モデルの作成とサービスへの組み込みを実現しました。

現時点では、企業の定性評価情報からの成長率予測と決算書からの資金繰り動向予測モデルが作成されていますが、今後は売上予測や損益予測モデルも追加し、「ICAROS-V」の利便性をさらに向上させる計画です。

会計事務所博覧会2017への出展



2017年10月19日より開催される会計事務所博覧会2017では、今回の取り組みで構築した経営予測機能を搭載した「ICAROS-V」を出展します。企業経営者は、自社のマネジメント体制や販売力などの評価情報を入力することで、今後の成長率予測を行うデモを体験できます。

関係企業



有限会社竹橋経営コンサルティング: 中小企業向けのコンサルティング会社。クラウドサービス「ICAROS-V」は資金繰り、B/S改善を支援する経営改善ツールとして高く評価されています。

株式会社ナレッジコミュニケーション: クラウドインテグレーションサービスを提供する会社。機械学習、VR、ロボットなど、先端技術分野の開発・サービス提供にも取り組んでいます。「ナレコムAI」は、多くの企業で利用されている機械学習プラットフォームです。

まとめ



「ICAROS-V」への「ナレコムAI」導入は、中小企業の経営改善を支援する上で大きな一歩となります。機械学習技術を活用することで、より精度の高い予測と迅速な意思決定を可能にし、企業の成長に貢献することが期待されます。今後、さらに多くの企業が「ICAROS-V」と「ナレコムAI」の連携によるメリットを享受することが予想されます。

会社情報

会社名
株式会社ナレッジコミュニケーション
住所
千葉県市川市相之川4-6-5 フォーリーフ南行徳2F
電話番号
047-397-8897

トピックス(経済)

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