磁性流体のアート
2022-06-01 11:08:44

アートと科学の交差点、磁性流体が生み出す新たな視覚体験

アートと科学の交差点、磁性流体が生み出す新たな視覚体験



磁性流体とアートの融合



近年、革新的な素材として注目を集める「磁性流体」。当社が提供するこの素材は、工業界だけでなくアートの現場でも息を吹き込まれ、多様な表現方法として利用されています。特に、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ミカ・タジマの作品「New Humans」は、磁性流体を用いて新たな視覚体験を提供しています。

「New Humans」は、2019年の岡山芸術交流で初めて発表された作品であり、今回の個展「Spectral」ではその二作目として展示されます。この作品は、アルゴリズムによって動き続ける「動く立体」として人々の前に現れ、観覧者はまるで新しい生命体を覗き込むかのような不思議な体験を味わうことができます。

展覧会「Spectral」の詳細



展覧会は、2022年5月21日から6月18日まで日替わりの時間帯で開催されます。ギャラリーTARO NASUを舞台に、土曜を含む平日は訪問可能で、日曜日と祝日は休館となります。この機会に、ぜひ「New Humans」に触れて、アートと科学の融合した感動的な瞬間を体験してみてください。

磁性流体の特性とその歴史



磁性流体は、1960年代にNASAのスペースプログラムの一環として開発された特殊な流体で、外部の磁場に反応して磁性を持つことが特徴です。それ以降、スピーカーやアクチュエーター、センサーなど、さまざまな電子機器や医療機器に利用されています。

また、当社はこの磁性流体に蛍光機能を追加する独自の技術も開発しており、さまざまな色に発色する「蛍光磁性流体」をご提案。アートの分野では、その美しさと動きが観覧者を魅了し、さまざまなアーティストたちがこの特殊な材料を用いた作品作りに挑戦しています。

アーティスト・ミカ・タジマの経歴



ミカ・タジマは1975年にロサンゼルスで生まれ、現在はニューヨークで活動するアーティストです。彼女は彫刻や建築、音楽、パフォーマンスを巧みに組み合わせながら、多様な要素を融合させた作品で知られています。2013年には「六本木クロッシング2013 : アウト・オブ・ダウト」展に参加し、モダニズムの巨匠コルビジェとのコラボレーションにより高い評価を得ました。

会社紹介と今後の展望



当社、株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズは、1989年に設立され、半導体や電子デバイスに関連した高機能な素材の製造販売を行っています。私たちはこれからも、アートとの接点を大切にし、さらなる研究開発を通じて、技術の進化とアートの融合を推進していきます。アートと技術の新たな可能性を探るため、今後も様々な活動を行っていく所存です。

会社情報

会社名
株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ
住所
東京都中央区日本橋2丁目3番4号日本橋プラザビル5階
電話番号
03-3516-0800

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