東京佼成ウインドオーケストラ、伝説の『New Sounds in Brass』シリーズをクラウドファンディングで復活
1972年から続く吹奏楽界の金字塔、「New Sounds in Brass(NSB)」シリーズをご存知でしょうか?
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)が中心となり、ポップス、ロック、ジャズ、映画音楽など、幅広いジャンルの楽曲を吹奏楽アレンジで届けてきた、まさに吹奏楽ポップスのパイオニア的存在です。
しかし、近年はコロナ禍やCD不況の影響を受け、2020年の第48集を最後に制作が途絶えていました。
多くのファンに惜しまれながらも、この伝説的なシリーズが、ついにクラウドファンディングによって復活の兆しを見せ始めました。
TKWOは、800万円を目標に、最新作「New Sounds in Brass 2024」の制作と、それを披露するコンサートの実施のためのクラウドファンディングを8月8日から開始しました。
なぜクラウドファンディングなのか?
長年、吹奏楽界を牽引してきたNSBシリーズですが、近年は制作環境の変化や経済状況の悪化により、従来の方法では継続が困難となってしまいました。
そこで、ファンからの直接的な支援を募ることで、この貴重なシリーズを未来へと繋げていこうという試みです。
ファンへのリターンは?
支援者へのリターンは、5,000円から5,000,000円まで幅広く用意されています。
クラウドファンディング限定ジャケットのCD、コンサートの優先チケット、さらには特別レッスンや出張公演など、まさにファン垂涎のリターンが用意されているのが特徴です。
TKWOとNSBの歴史
TKWOは1960年創立。日本を代表するプロ吹奏楽団として、国内外で高い評価を受けています。
NSBシリーズは故・岩井直溥氏を中心にスタート。
数々の名曲、アレンジ、そしてTKWOの卓越した演奏技術によって、吹奏楽ポップスというジャンルを確立しました。
そのクオリティは日本だけでなく海外からも高い評価を受け、時代の先端を走り続ける存在として長く愛されてきました。
プロジェクトへの期待
今回のクラウドファンディングは、単なる資金調達にとどまりません。
それは、TKWOとファン、そして吹奏楽界全体が一つとなって、NSBシリーズの未来を創造していくプロジェクトなのです。
800万円という目標金額は、決して小さな数字ではありませんが、多くのファンにとって、このシリーズが持つ価値、そして未来への想いを託す、かけがえのない機会となるでしょう。
このプロジェクトの成功は、単にNSBシリーズの復活だけでなく、日本の吹奏楽界全体にとって大きな意味を持つでしょう。
多くのファンが、このプロジェクトを応援し、新たなNSBの誕生を待ち望んでいます。
この機会に、ぜひ「New Sounds in Brass」シリーズの未来を、一緒に応援しませんか?
クラウドファンディングページ
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