細江英公氏追悼
2025-06-01 07:15:28

細江英公氏を偲ぶ特別企画!関わり深い展示を同時開催

故・細江英公氏を追悼する特別な写真展



2024年9月16日に逝去された著名な写真家、細江英公氏を偲ぶ「写真への愛と尊敬」と題した写真展が、東京工芸大学の写大ギャラリーで開催されています。この展示は2025年6月7日まで続き、氏の幅広い活動の資料や代表的な作品が展示されるだけでなく、彼の遺した深い思索も感じることができます。

写真展の見どころ



本写真展には、約50点のモノクロおよびカラー作品が並び、細江氏の芸術家としての軌跡を辿ります。モノクロ写真の美しさと現代に通じるメッセージは、来場者に永遠の印象を与えること間違いありません。また、氏が残した記念の写真や貴重な資料も豊富に展示されており、彼の創造の源泉とその背後にある歴史や思想を探ることができます。

貴重書展示も同時開催



さらに、細江氏の活動に深く関わりのある貴重書の展示も行われています。三島由紀夫生誕100周年を記念して開催される本展示は、東京工芸大学の中野図書館で行われ、6月14日まで観覧可能です。こちらでは、1974年に出版された写真季刊誌「WORK SHOP」や、特別装幀の「薔薇刑」など、彼が影響を与えた著作が数多く展示される予定です。

入場方法と注意事項



本展は誰でも訪れることができ、入場時には身分証明書の提示と、所定の用紙への記入が求められます。多くの人々に細江氏の作品を通じて、写真と文学の交差点を体験してもらいたいという思いが込められています。

細江英公氏の生涯



細江氏は1933年に山形で生まれ、東京で育ちました。彼が初めてカメラを手にしたのは18歳の頃で、そこで撮影した子どもたちの写真が富士フォトコンテストで最高賞を受賞したことをきっかけに、本格的に写真家を目指すことになります。1952年に東京写真短期大学に入学後、フリーランスの写真家として活躍し、1960年代から70年代には、男女の性や肉体をテーマにした「おとこと女」や、「薔薇刑」に代表される作品を通じて、人々の心に深く刻まれる作品を生み出しました。

教育現場での貢献



また、細江氏は東京工芸大学の教授として29年間過ごし、数多くの後進の指導にも力を注ぎました。その功績が評価され、2010年には文化功労者に選ばれ、2017年には旭日重光章を授与されました。これにより、写真文化における重要な存在としての地位が確立されました。

結語



東京工芸大学は、1923年に設立された「小西寫眞専門学校」を前身に持ち、日本の写真教育の先駆けとして名を馳せてきました。テクノロジーとアートの融合を追求する学びの場として、細江氏の存在はその後の世代にも多大な影響を与えています。彼の作品を通して、写真という表現方法の無限の可能性を感じる機会として、多くの方々に素晴らしい体験を提供したいと考えています。細江英公氏の追悼展示は、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
学校法人東京工芸大学
住所
東京都中野区本町2丁目9−5
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 中野区 写真展 細江英公 貴重書

Wiki3: 東京都 中野区 写真展 細江英公 貴重書

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。