太陽光で環境への挑戦！革新的オフグリッドエネルギーユニット「SAI-KORO」始動

環境への新たな挑戦「SAI-KORO」

株式会社コメイチとPoC TECH株式会社が共同で開発したオフグリッドエネルギーユニット「SAI-KORO（サイコロ）」が、世界初の革命的な環境適応型太陽光利活用システムとして提供を開始した。このユニットは、特に過酷な条件が求められる沿岸地域や豪雪地帯、高温地域でも使用可能で、自然エネルギーを最大限に活用するためのさまざまな機能が搭載されている。

「SAI-KORO」は、40kWhと20kWhの2つのモデルを展開しており、好天時には6時間ほどでの満充電が可能。このユニットは、主電力を自然エネルギーから供給し、自然エネルギーが不足した場合には自動的に系統電力に切り替える機能を持っている。また、設置場所に応じたカスタマイズも可能で、利用環境に応じた最適な設計が実現されている。

技術の信頼性と持続可能性

特に、耐久性に優れた太陽光発電パネルは、風速45m/secや積雪量120cmに耐えることができ、従来の設置が難しかった地域でも活用できるメリットがある。設置サイズは、40kWhモデルが1,300mm×1,300mm×1,234mm、20kWhモデルが1,300mm×1,300mm×885mmとコンパクトに設計されており、使い道が広がる。

地域密着型企業の挑戦

株式会社コメイチは112年の歴史を持つ地域密着型企業であり、地域の持続可能性を高めるために活動を続けてきた。2022年にはSDGs宣言を行い、2023年には佐井村が青森県初の脱炭素先行地域に認定されることを契機に、新たなエネルギーソリューションに向けた準備を進めてきた。一方、PoC TECH株式会社は、再生可能エネルギーに特化した新しいビジネスモデルを構築し、国内外のエネルギー問題に挑み続けている。