ヤマハ発動機とグロービス、革新的なリーダー育成プログラムを開始!
昨今、企業の新規事業開発の重要性が増す中、ヤマハ発動機株式会社(静岡県磐田市)と株式会社グロービス(東京都千代田区)は、新しい新規事業創造リーダーを育成するための研修プログラムを始動させました。このプログラムには、ヤマハ発動機を含む11社が参加し、異業種からの知見を融合しながら日本国内におけるイノベーションを加速させることを目指しています。
参加企業とプログラム概要
参加する企業には、花王、小野薬品工業、セガサミーホールディングス、パーソルテンプスタッフ、テルモ、ブラザー工業、パナソニックなど、多彩な業種からの企業が名を連ねています。これらの企業に所属する社員が新規事業開発を担当し、2025年3月から8月の間に横浜シンフォステージを中心に数回のセッションを通じて学びを深めます。
プログラムの内容は、顧客視点の体験、現代アートとのコラボレーション、スタートアップ企業や専門家による講演、事業開発の知識向上に向けたディスカッション等、参加者が必要な判断軸を構築するために必要な情報を集積することに特化しています。このように、業種や背景の異なる参加者との相互交流が促され、これまでにない新たなアイデアやソリューションの創出が期待されています。
現代の課題とリーダーシップの重要性
現在、グローバル市場では競争が激化し、さらなる技術進化も進んでいます。こうした環境下で、企業は新しい価値を生み出すために、新たな視点や高度な判断力を持つリーダーを必要としています。しかし、多くの企業が抱える課題は、そのような人材の不足です。そのため、企業が社会的責任を果たしながらも、持続可能なイノベーションを実現することへの期待が高まっています。
この新規事業創造リーダー育成プログラムは、まさにそのニーズに応えるために設計されています。プログラムを通じて、参加者はリアルなビジネス環境での経験や、観点の違う同僚との刺激的な対話を経て、問題解決能力を向上させると同時に、新規事業の推進役として自らの役割を強化することが期待されています。
ヤマハ発動機とグロービスのビジョン
ヤマハ発動機は、「感動創造企業」として、さまざまな人々に新たな体験を提供することを目指しています。これまで、二輪車や四輪バギー、船外機など、多様な製品を展開してきました。また、グロービスは、経営に関する生態系を整備し、社会の変革を目指すビジョンのもと、教育や研修を行ったり、ベンチャー支援に取り組んだりしています。
この両者のコラボレーションがもたらす学びや刺激は、次世代のリーダーを支え、日本市場における革新の加速に寄与すると期待されています。
新規事業創造リーダー育成プログラムを通じて、米国や欧州の企業が当たり前に行っているイノベーションの流れを日本でも加速させ、共鳴し合える環境作りが実現されることを願っています。異業種のパートナーシップを強化し、新たなビジネスモデルやサービスの創造を通じて、日本企業の未来がより明るいものになることを期待しています。