ヒロシマを継ぐ
2025-11-07 18:04:25

RCCラジオが『消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと』で準グランプリ受賞!

RCCラジオが栄誉ある賞を受賞



2024年8月6日に放送されたRCCラジオの『消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと』が、日本民間放送連盟賞ラジオ番組部門の準グランプリを受賞しました。この番組は、2025年11月7日に名古屋で開催される第73回民間放送全国大会での表彰式で発表されました。

日本民間放送連盟賞は、質の高い番組制作や社会貢献活動を奨励するために1953年に設立された賞で、グランプリと準グランプリはその年のラジオ・テレビ別に、最も優れた8番組が選出されます。『消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと』は、その中でも特に視聴者や聴取者の期待に応えるとともに、放送文化の向上に寄与したと評価されました。 その結果、番組は全国で再放送されることが決まっています。

番組の背景とテーマ



この番組は、被爆79年目を迎える広島に焦点を当てています。現在、被爆者の平均年齢は85.58歳で、彼らがいなくなる日が近づいていることを示しています。過去の悲劇を繰り返さないためには、その記憶を次世代に伝え続けることが不可欠ですが、一方でその継承作業は容易ではありません。制作にあたった森下朋之プロデューサーと、そのスタッフにも大きな覚悟が求められました。

番組では、広島市で養成された家族伝承者の1期生である細川洋さんと、昨年11月に亡くなった父・浩史さんの被爆体験に基づく証言が紹介されます。浩史さんの生前のインタビューを交え、制作チームの心境の変化を掘り下げながら、継承の意義や難しさを考察しました。

放送音声も公開中



聴取者は、以下のURLからラジオ番組の音声を聴くことができます。彼らの声を通じて、私たちが学び、記憶し、未来に繋げていくための貴重な機会です。

放送音声はこちら

日本民間放送連盟賞の意義



日本民間放送連盟賞は、質の高い番組制作やCM制作、技術開発、さらには社会貢献活動を奨励するために設けられた賞であり、放送界全体の質の向上と社会貢献活動の発展を目指しています。こうした活動が評価されることで、より多くのリスナーに影響を与える可能性があります。

まとめ



RCCラジオが制作した『消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと』は、ただのラジオ番組にとどまらず、人々の心に深く迫るメッセージを送り続けています。その貴重な経験や思いが、多くの人々に届き、広まることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社 中国放送
住所
広島市中区基町21-3
電話番号
082-222-1132

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