持続可能な森づくり
2024-07-25 19:00:44

ドコモと富良野市、持続可能な森づくりの新たな一歩を踏み出す

ドコモと富良野市、新たな協力関係を築く



2024年7月25日、北海道富良野市と株式会社NTTドコモは、持続可能な森づくりに関する基本合意書を締結しました。この取り組みは、ゼロカーボン社会の実現、林業のデジタル化、そして地域貢献を目的とした協力の一環です。両者の共通目標は、「2050年ゼロカーボンシティ」の実現と「ドコモグループ2040年ネットゼロ」が掲げるエコロジーへの寄与です。

富良野市では836.02ヘクタールの市有林を管理しており、この森林を「ドコモ富良野の森」として活用し、Jクレジットの創出を目指します。さらに、ドコモが開発したスマート林業機械を用いた省力化の検証や、地元児童を対象とした環境教育活動も展開される予定です。これにより、森林の健全性を確保しながら、新たな価値の創造を目指していきます。

合意書の内容



基本合意書の概要


締結された基本合意書の名称は「持続可能な森づくりに関する基本合意書」で、具体的な連携事項は以下の通りです。
1. 富良野市が保有する市有林を活用したJクレジットの創出
2. ドコモが開発中のスマート林業機械の検証
3. 富良野市内の児童に向けた環境教育の実施

これらの活動は、個別に覚書を締結して進める予定で、小さなステップを積み重ねながら大きな目標へと進んでいきます。

環境教育への取り組み



特に注目すべきは、ドコモが提供する環境教育プログラムです。これは、次世代の環境への意識を高めるために重要な役割を果たします。富良野市の児童に対して、自然の大切さを学ぶ機会を提供し、持続可能な社会の実現へと導くことを目指しています。これにより、地域社会全体に環境保全の意識が広がることが期待されます。

スマート林業とデジタル技術の導入



ドコモが開発しているスマート林業機械は、林業の効率化を図るための重要なツールです。これにより、労働力不足や高齢化といった林業の課題を解決する手助けとなるでしょう。省人化と省力化が実現されることで、持続可能な形での林業経営が可能となるのです。

将来の展望



富良野市とドコモは、基本合意書に基づき約8年間にわたって、協力を深めていく計画です。具体的には、2024年から2032年の期間中に、富良野市の市有林を利用してJクレジットの創出を行います。加えて、環境教育と地域貢献活動を通じて、より多くの人々が環境に対する意識を持ち、行動することが求められます。

この新たな取り組みは、単なる森林保全にとどまらず、地域社会全体に利益をもたらすものとして、未来の持続可能な社会の実現へ向けた重要な一歩と言えるでしょう。富良野市とドコモの協業によって、これからの環境保全活動にどのような革新がもたらされるのか、今後の展開に注目です。

参考資料





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会社情報

会社名
株式会社NTTドコモ
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
電話番号

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