D3 LLC、バイオ・ヘルスケア特化型VCファンド2号を始動!
D3 LLCは、バイオ・ヘルスケア特化型ベンチャーキャピタル(VC)ファンド「D3バイオヘルスケアファンド2号投資事業有限責任組合」のファーストクローズを実施しました。
同社は、「日本発・世界の医療健康に貢献」をミッションに掲げ、サイエンスとビジネスの専門性を持つメンバーが、バイオ・ヘルスケアベンチャー投資・支援に取り組んでいます。
2020年に始動した1号ファンドでは、京都大学発iPS創薬Shinobi Therapeuticsなど、日本発でグローバルに活躍するスタートアップを複数輩出しました。また、大阪大学と連携した核物理x生物学のスタートアップを創出し、世界をリードする存在となっています。
さらに、地方公共団体からのMBO・スピンアウト事業化も手掛けるなど、VCとして積極的にチャレンジを続け、高いファンドパフォーマンスを実現しています。
これらの実績が評価され、新興・独立系VCでありながら、日本医療研究開発機構(AMED)の創薬ベンチャーエコシステム強化事業の認定VCに選定されました。
2号ファンド:金融機関との連携強化でソーシャルインパクトも評価
D3 LLCは、1号ファンドから引き続き、「医療健康への貢献」を投資判断の最重要項目としています。
2号ファンドでは、株式会社かんぽ生命保険をアンカーLP(有限責任組合員:出資者)とし、三井住友海上火災保険株式会社など、インパクト投資を推進する複数の機関投資・事業会社が新たに参画しました。
D3 LLCは、「ヘルスケア領域への投資は、ファイナンシャルリターンとソーシャルインパクト創出が両立する」という信念のもとに、投資先が創出するインパクトも表現していきます。
1号ファンドLPからの継続的な支援
1号ファンドのLPからも複数のLPが継続参画しています。
ロート製薬株式会社は、企業の存在意義は社会課題の解決と定義し、well-beingの実現を掲げています。D3 LLCもロート製薬の理念に共感し、引き続き支援を頂くことを誇りに思っています。
また、VCに対するFoF(ファンド・オブ・ファンズ)を行い、国内での投資実績を有するGREE LP Fund JP 1号投資事業有限責任組合(グリーベンチャーズ株式会社)も1号から引き続き参画しています。
ラストクローズに向けて
D3 LLCは、ファイナンシャルリターンはもちろんのこと、世界の医療健康/well-beingへの貢献といったソーシャルリターン、そして日本の可能性を信じる新興VCのチャレンジに共感頂ける皆様との連携を深めていきたいと考えています。
投資対象
2号ファンドでは、創薬のみならず、幅広く世界の医療健康に貢献するスタートアップへの投資(カンパニークリエーション含む)を展開していきます。
特に、バイオ・ヘルスケアの範疇としてのフード・アグリ領域や、social well-beingなど「こころ」の領域への投資も強化していきます。
フード・アグリ領域では、同領域で日本を代表するイノベーターであるUnlocX社と連携していきます。
「こころ」については、代表パートナー永田がアドバイザーを拝命しているムーンショット型研究開発制度目標9などへの貢献を通じて、日本の研究成果をベースに世界に提案できるようなプロダクト・サービスを探求していきます。
D3 LLCは、今後も積極的に投資活動を行い、世界の医療健康に貢献していきます。