千葉県で開催される近代五種全日本選手権大会の魅力とは

2025年の近代五種全日本選手権大会開催決定！

千葉県長柄町の『Sport & Do Resort リソルの森』にある本格スポーツ施設「メディカルトレーニングセンター（MTC）」で、2025年9月26日（金）から9月28日（日）にかけて「第65回近代五種全日本選手権大会」が開催されることが決まりました。本大会は観覧無料で、幅広い層の観客が楽しむことができます。

近代五種競技の魅力

近代五種は、フェンシング、水泳、レーザーラン、そして新たにオブスタクルを加えた四種目からなる競技です。2028年に開催されるロサンゼルス五輪からは、乗馬の代わりに障害物コースが採用されることが決定しており、注目が集まっています。MTC内には、４月にナショナルトレーニングセンターの競技別強化拠点に指定された新しい「オブスタクル」コースが設けられ、この大会の舞台となります。

新設されたオブスタクルコース

1月に新設されたこのコースは、国内初の屋内型オブスタクルコースとして、日本近代五種協会公認のものであり、天候に左右されることなく利用できるため、アスリートにとって魅力的なトレーニング環境が整っています。70メートルの周回コースには、様々な障害物が設置され、実際の競技に即した練習が可能です。これにより、国内外のトップアスリートたちが集う場所としても知られるようになりました。

芸術的な舞台での競技

当大会の参加選手には、佐藤大宗選手や大西渚生選手、さらには注目の若手選手たちが名を連ね、観客は熱気あふれる試合を体験できます。また、観覧は無料で行われますので、多くの人が気軽にスポーツの迫力を楽しむことができます。大会は、アジア大会の選考会としての側面も持つため、競技の質も非常に高いものとなるでしょう。

大会スケジュール

大会初日、9月26日（金）の一般観客開場は13:00からとなっており、開会式が行われます。その後、27日（土）には男子と女子のフェンシングシーディングラウンドが行われ、28日（日）には決勝戦やオブスタクル競技、水泳、レーザーランが予定されています。観客にとって、これほど多彩なプログラムが観られる機会は貴重です。

メディカルトレーニングセンターとは？

1985年のオープン以来、多くのアスリートたちからの支持を得てきたMTCは、2020年に全面改装され、トレーニング環境が飛躍的に向上しました。フィットネスルームは約2.5倍に拡大され、豊富な種類のトレーニング器具が用意されています。屋外の400mトラックや、温泉施設、サウナなども完備されており、アスリートだけでなく一般のお客様も利用可能です。