シニア期の犬猫と向き合う絵本と朗読ムービーの公開
国産ペットフードメーカーであるペットライン株式会社が、今年4月に始動した「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」の一環として、新たにオリジナル絵本「シニアのそなえものがたり」を制作しました。さらに、声優の下野紘さんが朗読したムービーも公開され、愛犬や愛猫とのシニア期をより深く理解するための手助けとなっています。
オリジナル絵本の目的と制作の背景
「シニアのそなえものがたり」は、シニア期を迎えた愛犬・愛猫との向き合い方を、子どもから大人までの幅広い層に知ってもらうことを目的に制作されました。この絵本のストーリーは、SNSを通じて集まった約300組の愛犬・愛猫と飼い主のペアをモデルに、インタビューを元に構築されています。イラストは絵本作家のまつもとまやさんが手掛け、やさしい色使いで描かれています。
声優下野紘さんによる朗読ムービー
朗読ムービーは、下野紘さんが犬や猫の感情を繊細に表現した内容となっており、全4篇が公開されています。収録現場では、犬語や猫語の朗読に挑戦した下野さんが、ユーモアに包まれた雰囲気で楽しみながら収録を行ったことが印象的です。特に、彼が初めて犬語・猫語を使って朗読するその様子は、新しい挑戦として感動的でした。
下野さんは「犬や猫のデリケートな部分を理解することが、より良い関係を築くために必要だ」と語り、シニア犬猫に寄り添う大切さを強調しました。
絵本を通じて思いやりを伝える
ペットの平均寿命が延びた今、愛犬・愛猫とのシニア期を迎える飼い主にとって、健康管理や食事の見直しが必要不可欠です。「シニアのそなえものがたり」では、シニア期に必要な知識やケア方法についても詳しく解説しており、愛犬・愛猫との幸せな暮らしに役立つ情報が詰まっています。
この絵本は、小学校への寄贈も計画されており、全国の児童にシニア期の犬や猫への正しい理解を広める活動が始まっています。
展示イベントの開催
さらに、「いぬとねこ シニアのそなえ展」が東京と大阪で開催される予定で、展示内容には認知症写真展や絵本の原画展も含まれています。来場者には、オリジナル絵本や特別な「そなえキット」がプレゼントされるという特典も用意されています。
まとめ
「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」は、犬・猫と過ごすシニア期を豊かにする知識や工夫を提供しています。絵本と朗読ムービーを通じて、ペットへの思いやりが深まることを願っています。愛するペットと共に、より良い日々を築くための情報を得る貴重な機会として、多くの人々に利用していただきたいと思います。