待望の文庫化！小嶋陽太郎の新作『文学少女には向かない職業』

文庫化された小嶋陽太郎の新作！

2025年9月10日、祥伝社から小嶋陽太郎の作品『文学少女には向かない職業』が文庫化されることが発表され、大きな注目を集めています。本作は、2016年に発売された単行本『こちら文学少女になります』の改題作で、なんと9年ぶりの文庫化ということもあり、多くのファンからの期待が寄せられています。

作品の概要

『文学少女には向かない職業』は、青年漫画編集部を舞台にした青春小説です。主人公は「漫画を読んだことがない」という珍しい文学少女。彼女が個性豊かな作家や編集者たちが集う編集部に配属されることで繰り広げられる物語が展開されます。物語はコミカルでありながらもリアルな描写が特徴で、時には笑い、時には涙する瞬間が描かれています。

執筆当時、著者の小嶋陽太郎さんは長野県に住んでいましたが、取材のために上京し、某大手出版社の協力を得て本作を完成させました。出版社との充実したコラボレーションによって、より深みのある作品に仕上がっています。

評価とコミカライズ

本書は発売当初から高評価を得ており、特にそのユーモア溢れるストーリーテリングと登場人物たちの個性が読者の心をつかんで離しません。この度の文庫化を機に、改めて作品の魅力について考察する機会が増えています。また特設サイトも設けられ、イララモモイによる冒頭部分のコミカライズをはじめ、様々な情報が公開されています。特設サイトでは、作品の激賞コメントやキャラクター一覧なども確認でき、ファンにはたまらない内容となっています。

著者紹介

小嶋陽太郎（こじま・ようたろう）さんは、1991年に長野県で生まれ、信州大学人文学部を中退した経歴を持つ作家です。2014年には「気障でけっこうです」で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、同年10月にKADOKAWAから単行本も刊行しています。彼の他の著書には『カンフー&チキン』『放課後ひとり同盟』『おとめの流儀。』『ぼくのとなりにきみ』など、幅広いジャンルで活躍中です。