ビザスクがIT・DXに特化した新しいマッチングサービスを開始

ビザスクが新たに提供するマッチングサービス「ビザスクtech」

株式会社ビザスクは、さまざまなプロジェクト推進のニーズに応じて、IT・DX領域のプロフェッショナル人材（エキスパート）を企業に供給する新サービス「ビザスクtech」の提供を開始しました。これまでの経験を踏まえ、今後は、スピーディー且つ柔軟に企業のITに関する課題を解決することを目指しています。

背景と必要性

現在、企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進が加速していますが、その一方で即戦力となるIT人材が不足しているという深刻な問題があります。経済産業省のデータによると、IT人材の数は減少しており、2025年には最大で79万人が不足すると予測されています。またGartnerの調査では、「質的な人材不足」が企業が直面する最も大きな課題として挙げられています。

こうした状況に対処するために、ビザスクが新たに提供を開始した「ビザスクtech」では、71万名以上のデータベースを基に、実に12万件以上の年間マッチング実績があり、質の高いIT人材を、企業のプロジェクトに合わせて提案します。

新サービスの特徴

「ビザスクtech」の大きな特徴の一つは、IT・DX領域に特化したエキスパートが多数登録されている点です。具体的には、PM（プロジェクトマネージャー）、PMO（プロジェクトマネジメントオフィス）、エンジニア、データサイエンティスト、ITコンサルタントなど、豊富な実務経験を持つ専門家を厳選してマッチングします。特に、経営や事業視点を持つCxOクラスの人材も多く、これにより、企業の経営陣との連携もスムーズに行えるようになっています。

また、71万名を超える知見のデータベースを活用することで、業界や事業のフェーズに応じた適切なエキスパートを推薦し、企業が抱えるIT課題に迅速かつ効果的に対応します。

支援事例の紹介

事例1として、大手IT企業の基幹システムの刷新を支援したケースを挙げます。古い基幹システムが複雑化し、刷新経験を持つメンバーが不足しているという課題に対し、大規模なシステム運用改善に関する経験豊富なエキスパートを派遣し、社内の関係者やベンダーとのコミュニケーションを円滑にしながらプロジェクトを成功に導きました。

次に、大手出版社がオンライン学習サービスを新規開発する際の支援も行いました。書籍編集の経験は豊富でもWebアプリ開発のノウハウが不足しているという課題に対し、アプリ開発や決済システムに長けたエキスパートをプロジェクトに参加させ、複数の開発会社との調整役を担っています。これにより、11ヶ月という短期間でWebアプリのローンチを実現し、ユーザーからも高評価を得ました。