北斎館創立50周年特別展の魅力
開催概要
北斎館は1986年の開館以来、浮世絵の収集と発掘に尽力し、2025年5月24日から10月5日までの期間に特別展「知られざる秀逸コレクション 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」を開催します。この展覧会では、浮世絵の歴史と文化を体感できる貴重な作品を多数紹介致します。
浮世絵とは?
浮世絵は日本独自の版画芸術で、江戸時代から明治時代にかけて発展しました。特に、歌川広重や葛飾北斎などの名作は今でも多くの人々に愛されています。この特別展では、広重や北斎のみならず、歌麿や英泉、さらには昔の絵師の作品まで、多岐にわたる浮世絵が一堂に会します。
展示内容
全4会期にわたる展示
本展は4つの会期に分かれ、展示内容が毎回入れ替わります。
1.
第1期: 初期から歌麿まで (5月24日~6月22日)
- 昭和初期の名品や初期浮世絵作品も展示されます。
2.
第2期: 栄之・北斎・英泉 (6月28日~7月27日)
- 浮世絵の代表的な作品が勢揃いし、それぞれの魅力が引き立ちます。
3.
第3期: 歌川派の全盛 (8月2日~8月31日)
- 歌川派の絵師による人気作が数多く出展されます。
4.
第4期: 明治から昭和へ (9月6日~10月5日)
- 時代の変遷を感じさせる作品が集まります。
各会期ごとに内容が異なるため、何度でも楽しむことが出来ます。
入館料とアクセス
入館料は大人が1,500円、大学生・高校生は700円、小中学生は500円で、小学生未満は無料です。また、入館半券を提示するとリピーター料金が適用されるので、何回でも訪れる価値があります。開催場所は長野県上高井郡小布施町の北斎館で、アクセスも便利です。
特別講演会の開催
特別展に合わせて、2025年7月20日には足立区立郷土博物館の学芸員である小林優先生による特別講演会も開かれます。浮世絵についての貴重な解説を受ける機会をお見逃しなく。
お問い合わせ
特別展に関する詳細は、北斎館の公式サイトまたはSNSをご覧ください。メディア向けの内覧会も予定されていますので、取材希望の方は事前の申し込みをお忘れなく。
この特別展は、浮世絵の魅力を新たに発見するチャンスです。芸術と歴史に触れるこの機会をぜひお楽しみください。