阪急阪神ホテルズが全17ホテルでDXアプリ『はたLuck』を導入、業務効率化を促進
阪急阪神ホテルズは、全17の直営ホテルにおいて生産性向上と従業員のエンゲージメントを高めるため、HataLuck and Person社が開発したDXアプリ『はたLuck』を導入しました。この取り組みは、2024年7月から行われ、従業員の多くがシフト勤務を導入しているため、情報共有とコミュニケーションの効率化を目的としています。
従業員は宿泊、レストラン、宴会などの多様な職場で異なる雇用形態で働いており、情報の伝達がスムーズではありませんでした。しかし『はたLuck』の導入により、コミュニケーションツールとしての役割を果たすほか、シフトの作成や必要な情報への迅速なアクセスが可能となりました。これにより、従業員間の連携が強化され、業務フローの最適化が図られています。
阪急阪神ホールディングスは、同アプリを通じて、より良い職場環境の構築と業務の効率化を推進します。今後もコーポレートベンチャーキャピタルファンドでの投資を通じて、スタートアップ企業の先進的な技術や知識を取り込むことで、新たなビジネスチャンスの創出を目指します。
『はたLuck』は、スタッフがスマートフォンなどのデバイスを使用して手軽に利用できるため、情報漏洩の防止や労務リスク対策にも配慮されており、サービス業のオペレーションを安心して管理することができます。このように、同アプリの活用によって、店舗運営の質が高まり、効率的なマネジメントが行える環境が整います。
また、阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合が運営するこのファンドは、30億円規模で設立され、スタートアップなどの投資機会を模索しています。特に、サービス業のデジタルトランスフォーメーション (DX) に関連するプロジェクトや観光関連の事業に重点を置き、新しい市場の開拓を目指しています。
このように、阪急阪神ホテルズの取り組みは、社員の働きやすさを向上させるだけでなく、効率的な業務運営を支える重要なステップとして評価されています。これからも阪急阪神ホールディングスは、イノベーションへの投資を続け、業界全体の発展にも寄与していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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阪急阪神ホールディングス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区芝田一丁目16番1号
- 電話番号
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