アイルランド貿易使節団来日
2025-06-17 18:02:13

アイルランド政府貿易使節団が日本で食品と文化を交流

アイルランド政府、トレードミッションで日本に接触



アイルランド政府の農業・食糧・海洋省のマーティン・ヘイドン大臣が率いる貿易使節団が、6月11日から14日にかけて日本を訪れました。この訪問は、アイルランド政府食糧庁であるBord Bia(ボード・ビア)によって主催され、東京と大阪の2都市で活発な交流が行われました。その目的は、アイリッシュビーフ、乳製品、飲料、シーフードなどアイルランドの高品質な食品・飲料を日本市場に確立することです。

東京でのインパクト


最初の訪問は東京で、ここでは農林水産省や厚生労働省などの日本政府関係者との会合が設けられました。一方、6月11日には新たにオープンした駐日アイルランド大使館の「アイルランドハウス東京」で、特別なイベント「アイリッシュウイスキーフェスティバル2025」が開催されました。このイベントでは、11社のアイリッシュウイスキーが紹介され、特に人気が高まるアイルランド産ウイスキーの魅力が広められました。

アイルランド政府によれば、日本は今後の飲料戦略において非常に重要な市場と位置づけられています。2024年に向けて、アイルランドのウイスキー対日輸出は前年比39%増となることが見込まれ、5,359,760ユーロに達する見込みです。

大阪万博での発表


その後、使節団は大阪に向かい、ここでは万博に参加しました。万博は5年に一度開かれる国際的なイベントで、各国がイノベーションや技術、文化、サステナビリティを発表する場です。ヘイドン大臣は、欧州委員会のクリストフ・ハンセン氏と共に、農業と食品における持続可能性と革新についてのパネルディスカッションに登壇しました。

新たなパートナーシップとビジネス機会


本トレードミッションの成果として、海外市場におけるアイルランド産食品の重要性が再確認されました。特に、アイルランドのオイスターが日本市場に再上陸し、日本のシェフたちも「Chefs’ Irish Beef Club Japan」に新たに加盟するなど、先進的な取り組みが見られました。また、アイルランドの人気ポテトチップスブランド「Keogh's(キーオ)」も日本市場に初進出しました。

これらの活動を通じて、アイルランドのマーティン・ヘイドン大臣は、今回の日本訪問が双方の関係を強化する重要な機会であったと語っています。「アイルランド産の食品は、高い品質、安全性、そして持続可能性を持っており、市場拡大のための大きなステップとなります」と彼は強調しました。また、Bord BiaのCEOであるジム・オトゥールも、日本市場の重要性を再確認し、友好関係の強化に向けた成果を称賛しました。

サステナブルな未来に向けて


アイルランド政府は、今後の数年間にわたり日本との関係を更に強化し、高品質なアイルランド産食品の魅力を引き続き発信していく方針です。彼らは安全性と持続可能性を重視し、アイルランドの農産物が国際的に評価されることを目指しています。

アイルランドの取り組みは、食品の持続可能性を実現するためのプログラムや基準を持ち、国際的にも高く評価されています。これからのアイルランド産食品の市場進出が楽しみです。


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会社情報

会社名
アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)
住所
東京都千代田区麹町2-10-7アイルランドハウス1F
電話番号
03-6261-6050

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