i-Reporterが進化!
株式会社シムトップスが提供する現場帳票システム「i-Reporter」が、新たに年月日と時刻の表示機能を付け加えました。この機能により従来別々に必要だった年月日と時刻の管理が1つのクラスターで可能になり、業務の効率化が期待されます。
従来のi-Reporterでは、ユーザーは年月日と時刻をそれぞれ別々に記録しなければなりませんでした。これは、設定の手間を増やし、外部BIツールでのデータ加工も必要でした。特に、食品ラベルなどの業界特有のニーズに対しても、年月日だけでなく具体的な時刻情報が求められていました。このような課題に応える形で、i-Reporterは新たな機能拡張を行いました。
課題を解決する新機能
新追加された時刻表示機能を利用することで、ユーザーは「年月日クラスター」や「カレンダー年月日クラスター」に対して、時刻の情報を含めた詳細な記録が可能になります。たとえば「2024/12/15 14:30:25」といった形式で日時を管理でき、業務の運用がよりスムーズになるのです。
また、時刻の表示設定はON/OFFで切り替えることができ、柔軟性も兼ね備えています。これにより、業界の特性や作業内容に応じて、必要な情報のみをピックアップして表示することが可能になります。このように、現場のニーズに応じた細やかな配慮がなされています。
ユーザーの声
実際にi-Reporterを使っているユーザーからは、次のような意見が寄せられていました。「2つのクラスターの配置とその連携が手間なので、ひとまとめにしてほしい」という声や、「Motion Board連携時に日時データを加工する手間が大変だった」といった具体的な課題も確認されています。新機能の導入がこのようなユーザーの声に応える形となります。
BIツールとの連携
「MotionBoard」などのBIツールとも簡単に連携できるようになり、設定作業が大幅に軽減されます。時刻設定がONになっている状態でデータを引き込むことで、日時情報が自動で反映されるため、ガントチャートを作成する際の手間が省けます。これにより、ユーザーは本来の業務に集中でき、効率的な作業が可能となります。
複数の対応OS
この機能は「iOS版」「Windows版」の両方に対応しているため、幅広いユーザーに利用されることが期待されます。また、ConMas Designerの新バージョンでのみ利用可能なため、バージョン管理にも注意が必要です。従来のクラスターは設定変更をしない限り、そのまま動作し続けるため、既存ユーザーにも配慮がなされています。
i-Reporterの魅力
i-Reporterは国内シェアNo.1の現場帳票システムであり、使用している企業は4,000社、ユーザーは21万人以上に上ります。業務が効率化されるだけでなく、現場の情報をデジタル化し、瞬時に情報を共有することで、業務の質も向上します。これにより、書類整理やデータの二重入力が不要になり、自社の現場に最適な業務改革を推進することができます。
「i-Reporter」を使えば、難しいプログラミング知識がなくても簡単にデジタル化が進められ、業務の進化を実現できます。今後もシムトップスの取り組みに期待が高まる中、i-Reporterはさらなる機能拡張やユーザーサポートを行うことで、多くの企業の業務改革と活動の発展を支える存在であり続けるでしょう。