埼玉県企業局が、令和4年度から実施してきた「タイ・ラオス水道事業人材育成事業」が、この度共同研修を通じてその成果を発表する場を設けることとなりました。この研修は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業の一環であり、タイとラオスの水道事業体に対して、の運転管理技術の向上と人材育成に寄与するものです。
事業概要
今回の共同研修は、既存の水道施設の運用管理スキルを向上させることを目指し、タイ地方水道公社及びラオス首都ビエンチャン水道公社の協力を受けて進められました。事業は、2022年12月から2025年12月までの3年間、人的資源の強化と両国の協力関係構築を図ってきました。具体的には、埼玉県からの技術者派遣や、本邦研修が行われ、対象となる水道職員の実務能力向上に貢献しています。
共同研修の詳細
令和7年8月28日(木曜日)、タイ・ウドンターニー市にあるタイ地方水道公社の水道事務所において、参加者が集まり、これまで行われた活動の成果を報告します。参加者には、埼玉県企業局の職員に加え、タイおよびラオスの水道公社の職員も含まれ、互いの学びを共有する貴重な機会となります。これにより、各国の水道事業が直面する様々な課題に対して、協力して対策を考える糸口が得られることでしょう。
この共同研修が予定通りに進むことで、人材育成や技術力の向上が期待されています。また、研修の様子や提供された資料は、研修終了後に埼玉県の公式サイトにて公開される予定です。詳細は、以下のリンクから確認することが可能です。
お問い合わせ
このプロジェクトに関しての質問や詳細な情報については、埼玉県企業局 総務課の企画・人材開発担当までご連絡ください。
直通電話: 048-830-7016 内線 7026
E-mail:
[email protected]
埼玉県が進める国際水道事業は、水道職員の育成や技術の向上に向けた取り組みとして、タイやラオスとの連携を強めていく狙いを持っています。共に学び、共に成長していくこの機会を通じて、地域の未来を創造していくことが期待されています。