千葉工業大学と株式会社biimaが共同で実施した教育者育成プロジェクト
2024年7月から、千葉工業大学と株式会社biimaは、次世代の教育者を目指す学生たちに向けた新たなプロジェクトを開始しました。この取り組みは、千葉工業大学の創造工学部デザイン科学科で提供される「スポーツアクティブラーニング」の一環として行われ、実際のキッズスポーツスクール「biima sports」が活用されています。
プロジェクトの背景
現代教育においては、単なる知識の習得から、実践的なスキルと多様な視点から問題を考える力が求められています。特に、デジタル化が進む中で、社会の複雑さが増しているため、学生たちには自ら課題を発見し解決する創造力が必要不可欠です。このプロジェクトでは、biima sportsを通して、学生が子どもたちのスポーツ教育に関わる新しい方法を考え、プレゼンテーションを行うことで、課題発見力や解決力を養います。
実施内容と活動期間
プロジェクトでは、千葉工業大学の学生たちがbiima sportsのレッスンを見学するとともに、社員へのインタビューを行います。その結果をもとに、子どもたちが運動を通じて自己肯定感を高められるようなデザインを考案し、プレゼンテーションを行います。活動期間は2024年7月から始まり、舞台は千葉工業大学を中心に展開されます。
期待される効果
このプログラムに参与することで、学生たちは以下のスキルを向上させることが期待されています:
- - 課題発見力と解決力
- - 創造力
- - チームでの協働能力
- - プレゼンテーション能力
デザイン科学科とのコラボレーションにより、UXデザインのフレームワークを活用した実践的な学びが得られることもポイントです。このアプローチにより、学生たちは自分の意見を形成し、他者の意見を取り入れながら豊かな議論を行う力も鍛えられます。
biimaの教育分野への取り組み
biimaは、これまでも教育関連のプロジェクトを展開しており、今後も専門学校や大学と連携して、より多くの学生のキャリア形成に寄与していく方針です。教育環境の改善を目指し、子どもたちに対してもより良いスポーツ教育を提供することを目指します。
千葉工業大学の「スポーツアクティブラーニング」
千葉工業大学では、スポーツ科学の一環として「スポーツアクティブラーニング」を開講しています。この授業では、自ら考え行動する力を養うことが重視されており、実際の活動を通じて学生の成長を促します。課題を見出し、その解決に向けたプロセスを実践することで、学生は豊かなコミュニケーション能力と視野を広げることが期待されています。
株式会社biimaの受賞歴
株式会社biimaは、近年様々な受賞歴を持ち、特にスポーツ教育の分野で顕著な実績を残しています。2024年においては、キャリアオーナーシップ経営AWARDで「最優秀賞」を受賞し、またスポーツ庁主催の「Sport in Life Award」でも優秀賞を得ております。これらの受賞は、同社が提供する教育サービスの質の高さを示すものです。
まとめ
このように、千葉工業大学とbiimaの協力により、次世代の教育者育成に向けた意義深いプロジェクトがスタートします。学生たちは、実際の教育現場を体験しながら、今後のキャリアにおいて必要なスキルを磨き、子どもたちの未来をより良くするための手段を模索します。