小さなまちの未来フォーラムが誕生
日本全体の約7割を占める小規模自治体が直面する課題解決のため、新たなプラットフォーム「小さなまちの未来フォーラム」が設立されました。これは、人口5万人以下の自治体で働く職員が集まり、地方創生に向けた実践的な知識を共有し合う場です。
特に近年、少子高齢化や財政難、人材不足など、共通する課題が多くの小規模自治体を悩ませていますが、情報交換の場は限られていました。このような状況を受けて、フォーラムが設立されることになったのです。⏳
設立の狙いと背景
小さなまちが抱える問題の多くは、全国共通のものであり、解決策を共有することが日本全体の地方創生につながると信じられています。フォーラムでは、顔の見える関係を築くため、自治体職員や専門家たちが直接交流し、経験や悩みを分かち合うことに重点が置かれています。
また、双方向の対話を大切にしており、現場の課題を解決するための実践的な情報をリアルタイムで得られる環境を整えています。これにより、参加者は同じテーマのもとで、具体的な取り組みや成功事例を学び合うことができます。
第1回小さなまちの未来フォーラム
2025年12月12日(金)には、フォーラムの初回イベントが開催される予定です。「小さなまちの取り組み」と「地方創生の最新動向」に焦点をあて、さまざまな事例紹介が行われます。このイベントでは、静岡県東伊豆町や牧之原市などの小規模自治体が、実際に行っているプロジェクトを紹介する予定です。
特に、空き家改修プロジェクトや、図書交流館プロジェクト、ポイントカード制度など、住民を巻き込んだ取り組みが注目されます。🚀
イベント概要
- - 日時: 2025年12月12日(金)15:30開演(15:00開場)
- - 会場: 東京都港区芝5-29-14 田町日工ビル4階 またはオンライン(協力 株式会社マインドシェア)
- - 内容:
- 第1部: 小さなまちの取り組み紹介・地方創生最新情報
- 第2部: 交流会
参加費は無料ですが、交流会のみ参加の場合は500円となっています。この場で具体的な事例についての質問をしたり、新たな繋がりを得たりするチャンスがあります。
今後の展望
「小さなまちの未来フォーラム」は、今後も定期的に開催していく予定です。スタッフや参加者が継続的に学び合うことができるコミュニティの形成を目指しており、全国各地の情報を集約し、小規模自治体職員に提供することで、さらなる発展を図ります。また、地域の課題を共に解決するための「知のハブ」として機能し、成功事例の横展開だけでなく、失敗の経験からも学ぶ場を提供していきます。
私たちは、「小さなまち」が元気になることが、日本全体の地方創生に繋がるという信念のもと、持続可能な地域づくりを支援し続けるプラットフォームとして成長していくことでしょう。
公式情報
- - フォーラム公式ページ: こちらをクリック
- - お問い合せ先: 小さなまちの未来フォーラム事務局(株式会社マインドシェア)担当: 中澤
定期的に最新情報や成功事例を配信していく予定ですので、興味のある自治体職員の方々はぜひ登録をお勧めします。