ロエベ マガジン最新号「Issue 8」発表
ロエベの最新号、マガジン「Issue 8」が全国の店舗にて配布を開始しました。これはロエベの2025年秋冬コレクションを中心に、多彩な特集が組まれた内容となっています。今回のテーマは「アイデアのスクラップブック」で、アニとジョセフ・アルバースから影響を受けた独特なアイテムが並び、昨今のアートやデザインに新しい風を吹き込むことを予感させます。
この号には、第8回LOEWE FOUNDATION Craft Prizeに関する特集もあり、職人技に焦点を当てています。特に、映画《ANORA アノーラ》で脚光を浴びた俳優マーク・エイデルシュテインが特別ゲストとして登場し、「ロエベ クラフテッド・ワールド」展について、その魔法のような現実を語ってくれています。
秋号の注目点
年に四回発行されるロエベマガジンの秋号では、イギリスの俳優レスリー・マンヴィルと、新星ラフィー・キャシディが登場します。2025年秋冬キャンペーンの撮影をロンドンで振り返り、特にマンヴィルは新しいコレクションを身にまとった姿を披露。キャシディは「通路側の席」やアートハウス映画、ABBAについてのQ&Aで、彼女の個性を光らせています。
巻頭特集では、2025年秋冬メンズとウィメンズコレクションに関するストーリーが展開され、パリのオテル・ド・メゾンでのプレゼンテーションの様子が報告されています。これには、ジョナサン・アンダーソンが手がけた最後のコレクションが、彼の10年間の芸術的な業績とも結びついているとのことです。
さらに、ジョセフとアニ・アルバースとのコラボによるカプセルコレクションについても詳しく取り上げており、彼らの作品がロエベのデザインにどのように生かされているかを深く掘り下げています。また、アニ・アルバースのテキスタイルタペストリーやジョセフ・アルバースによる《Homage to the Square》の絵画が、どのようにカラフルなコートや精緻なアクセサリーに変わったかも詳細に解説しています。
一方、アトリエを訪れ、パズルバッグの10周年を記念した新作「フェザーライト パズル」の製作工程を追った記事も必見です。この特集では、ロエベの創立地であるマドリードで開催されたLOEWE FOUNDATION Craft Prizeの概要も紹介されており、特別なポートフォリオにはユニークなクラフト作品が掲載されています。
例えば、1トンのムール貝から作られたカーテンや、1エーカーのトウモロコシから製作された箒、日本の山で手作業で収穫された竹を用いたアイテムなど、30名のファイナリストが手がけたプロジェクトの壮大な努力を振り返ることができます。
ロエベのクリエイティブな活動は続き、東京で開催された「ロエベ クラフテッド・ワールド」展の様子も掲載。マーク・エイデルシュテインとの対話を通じて、展示の背後にある「魔法のような現実」について深く掘り下げています。さらには、俳優ジェイミー・ドーナンに関するインタビューもあり、パンプキンスープのレシピやパリでのパーティーについての興味深い話も聞くことができます。
読者への特別なプレゼント
最終的には、手仕事の喜びを読者と共有するため、1977年製のフォード フィエスタの特別仕様紙製マケットも用意されています。このキットは自宅で組み立てることができ、ロエベの遊び心とアートへの取り組みを感じさせてくれるアイテムです。
「ロエベ マガジン Issue 8」は、9月1日(月)から全国のロエベ店舗にて無料配布を開始します。ただし、限定部数のため、在庫がなくなり次第配布は終了いたしますので、手に入れたい方はお早めに。
配布のない店舗もありますので、注意が必要です。興味を持った方は、ぜひお近くの店舗へ足を運んでみてください。